タイトル まほろば物語
刊行日 2013年3月21日
著者 石井亮
定価 2,000 円+税
ISBN 978-4-8460-0324-1
Cコード 0074
ページ数 280
判型 四六
製本 上製
内容
山奥の古びた廃工場。そこで出会った心に闇を抱えた人たち。彼らは、手にした者の願いを叶えるという「伝説の青い石」を探すなかで、誰からも理解されなかった一人の男の人生を掘り起こしていく。生きる意味を見いだせない青年と、居場所を無くしてしまった人たち。そんな彼らがガラクタの中から最後に見つけたモノとは…。せつなくも美しい物語(『まほろば物語』)。現代に生きる平凡な3人が迷い込んだのは、新型ウィルスと砂漠化によって荒廃した未来世界だった。彼らはそこで、略奪を繰り返しながらも懸命に生きる4人兄弟と出会う。だが彼らには、あまりにも悲しく残酷な秘密が隠されていた…。いつか訪れるかもしれない「破滅」を描いた近未来ファンタジー(『永遠-えいえん-』)。
著者紹介
石井 亮(いしい・りょう)
福岡県出身。福岡大学日本語日本文学科卒業。主に舞台俳優として活動するかたわら、99年「紫雲の涯て」より劇団SAKURA前戦の脚本・演出を担当。以来、「ポセイドンの娘」「サンセットシンドローム」などのストーリー性を重視した作品を生み出す。2000年からは海外での上演を数多く経験。それ以降、海外での公演を想定したテンポの良い脚本構成に力を入れている 。
関連書籍

「二十四の瞳」からのメッセージ

澤宮 優

2400円+税

「西日本新聞」(2023年4月29日付)に書評が掲載されました。

日本の脱獄王

白鳥由栄の生涯 斎藤充功著

2200円+税

「週刊読書人」(2023年4月21日号)に書評が掲載されました。

算数ってなんで勉強するの?

子供の未来を考える小学生の親のための算数バイブル

1800円+税

台湾野球の文化史

日・米・中のはざまで

3,200円+税

ページ上部へ戻る