タイトル フクシマの教訓
サブタイトル 東アジアにおける原子力の行方
刊行日 2月13日
著者 ピーター・ヴァン・ネス メル・ガートフ 著/生田目学文 訳
定価 3800円+税
ISBN 978-4-8460-1786-6
Cコード 0054
ページ数 376
判型 A5
製本 並製
内容
東アジアの原子力に未来はあるかーー福島の原発事故を受け開催された、原子力エネルギーをめぐる二つの重要な国際会議の成果。ノーベル平和賞ICAN創設者をはじめとする核問題の専門家が内外から参加。各国の原子力政策、原発推進の真のコスト、ポスト原子力の未来等、東アジアにおける原子力の現状と課題を浮き彫りにする。オーストラリア国立大学出版局との共同出版。
著者紹介
ピーター・ヴァン・ネス(Peter Van Ness)
オーストラリア国立大学(ANU)国際関係学部に客員研究員として所属するとともに、東アジアにおける原子力を論じた本プロジェクトでとりまとめ役を果たした。中国の外交政策およびアジア太平洋地域の国際関係の専門家。
メル・ガートフ(Mel Gurtov)
ポートランド州立大学(オレゴン州)名誉教授(政治学)、およびAsian Perspective誌上級編集員。最近の代表作としてWill This Be China’s Century? A Skeptic’s View(Lynne Rienner Publishers, 2013)、Global Politics in the Human Interest (Lynne Rienner Publishers, 2007)、Super Power on Crusade: the Bush Doctrine in the US Foreign Policy (Lynne Rienner Publishers, 2006)ほか。
編集者コメント
福島原発事故を受け、アジアにおける原子力の問題について国際的な議論を深めるべく計画された「フクシマ・プロジェクト」。オーストラリア、シンガポール、アメリカ、台湾、フランス、カナダ、スコットランド、そして日本より、エネルギー政策や安全保障、原子力工学、環境科学、外交等の専門家のほか、高名な医師や生物学者らが参画した画期的な会議です。アジアにおける原子力の現状とは、そして東アジアにおいて原子力に未来はあるのか。エネルギー問題の総体を正確に把握する上でも役立つ貴重な資料です。
目次
 序章 アジアにおける原子力エネルギー(メル・ガートフ)
第1部 原子力産業の現状
 第1章 福島原発事故以降における日本の原子力政策の諸問題(鈴木達治郎)
 第2章 フランスという例外(クリスティーナ・スチュアート)
 第3章 エネルギー助成(ダグ・コプロウ)
第2部 国別研究
 第4章 新標準? 中国における核エネルギーの将来性の変化(M・V・ラマナ、エイミー・キング)
 第5章 韓国原子力産業の政策と慣行への反対運動(ローレン・リチャードソン)
 第6章 統制か操作か? 台湾における原子力発電(グロリア・クアン=ジュン・スー)
 第7章 ASEANにおける原子力協力関係の拡大(メリー・カバレロ=アンソニー、ジュリウス・セザール・I・トラヤーノ)
第3部 原発推進の真のコスト
 第8章 電離放射線が健康に与える影響(ティルマン・A・ラフ)
 第9章 原子力とその生態学的副産物(ティモシー・A・ムソー、 アンダース・P・モラー)
第4部 ポスト原子力の未来
 第10章 原子炉の廃炉(カルマン・A・ロバートソン)
 第11章 持続可能エネルギーという選択肢(アンドリュー・ブレイカーズ)
 第12章 フクシマの教訓(ピーター・ヴァン・ネス)
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