タイトル フランス舞踏日記1977-2017
刊行日 2018年4月21日
著者 古関すまこ著
定価 2200+税
ISBN 978-4-8460-1689-0
Cコード 0073
ページ数 240
判型 四六
製本 上製
内容
"踊る!教える!考える!40年間、フランス、チェコ、ギリシャで教え、踊り、思索する舞踏家が身体と舞踏について徹底的に語る
海外で広く知られる日本の「舞踏」。40年間フランス、チェコ、ギリシャで教え、踊り、思索する舞踏家がその体験と、新体道、脳科学、メ
ルロー=ポンティなどの思想をふまえて、身体と舞踏について徹底的に語る。
"
著者紹介
略歴〈古関すまこ〉1949年京都生まれ。東京大学文学部卒業。「舞踏舎」のメンバーとしてナンシー国際演劇祭に参加。駒澤大学などで教鞭をとりつつアヴィニヨン演劇祭などに招聘され、公演やワークショップを行う。
編集者コメント
古関すまこはフランスで一世を風靡した舞踏家である。舞踏というと、大野一雄、山海塾、大駱駝艦、あるいは土方巽などが知られるが、古関すまこは、大野一雄らが最初にフランスに渡る三年前の1977年に、ナンシー国際演劇祭に招聘されて注目された。その後、フランスに長く住み、プロの舞踏家として活動した。その活動は、エロティック文学として知られるベルナール・ノエル『聖餐城』の舞台化で著名俳優と共演し、いくつもの大劇場のみならずコメディ・フランセーズの舞台にも立ち、アヴィニヨン国際演劇祭に何度も正式招待され、現在もフランス、チェコ、ギリシャなどに招聘されて公演やワークショップを行っている。また、国内では両国シアターカイを中心に、岡山でも活動する。 本書はその古関すまこの40年にわたる舞踏家としての活動を示すとともに、フランスにおける舞踏や舞台の状況、さらに古関の教え方や舞踏思想などを明らかにするものである。 舞踏というと、70年代のアングラとか、白塗りして裸で気持ち悪い動きをするといった印象があるが、本書を読むことで、そういった画一的な観念は一掃され、舞踏がなぜ世界で受け入れられ、現在も求められているかが、本書によりはっきり理解されるだろう。 私たちは言葉を含めたさまざまな表現で、他者と交流しているが、最終的に依って立つところは自分の身体である。スマホ、サイト、ヴァーチャル、アニメなどの仮想空間の氾濫する現在だからこそ、身体性、体、カラダが見直されている。本書は、そんな身体、カラダが復権するいまこそ、広く読まれ、多くの人々に一つの指針を示すものといえるだろう。
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