タイトル 明治前期の災害対策法令
サブタイトル 第一巻(一八六八ー一八七〇)
刊行日 2018年3月16日
著者 井上 洋
定価 25000+税
ISBN 978-4-8460-1685-2
Cコード 1032
ページ数 1104
判型 A5
製本 上製
内容
明治初期、形成されつつあった政府は、災害にどう対応したか。『法令全書』より、1868年から70年までの災害対策法令(全111件)を発布順に配列し、詳細な注解を付す。災害対策に関する維新政府の基本姿勢と対応の詳細、法令の総体とその構造を摑むための基礎的資料。今日の防災行政の問題点を考える上でも示唆に富む、地道で貴重な研究の成果。本書では取り上げた各法令について、その性格を表す10種のラベルづけを行い、注解を施した。災害予防から罹災者の救援、さらに災害対策を担当する組織にいたるまで、多面的に記述し考察する。
著者紹介
井上 洋(いのうえ・ひろし)
1957年栃木県生まれ(塩谷郡氏家町)。1985年名古屋大学大学院法学研究科(政治学専攻)単位取得満期退学。群馬大学講師、同助教授、名古屋学院大学助教授を経て、現在南山大学教授。専攻:災害対策法制研究。行政史(日本、イギリス)。主要論文:「ヘンリ・テイラー『政治家』(1836年)と19世紀イギリス行政史研究(1)(2・完)」(群馬大学『教育学部紀要(人文・社会科学編)』、第41、42巻、1992-1993年)。「公務員制度改革の歴史的文脈―19世紀イギリスの場合―」(群馬大学『教育学部紀要(人文・社会科学編)』、第49巻、2000年)。
編集者コメント
明治前期の政府が災害対策に関して何を為そうとしたか(あるいは何は為そうとしなかったか)を明らかにするための基礎資料となりうる、きわめて貴重な資料。さらに序説は1961年災害対策基本法の制定過程と、それによって立ち上げられた仕組みの問題点を体系的に分析、叙述した初めての本格的な研究論文です。
目次
凡例
災害対策法令一覧表(発布順)
○序説
一、災害対策基本法から明治前期の災害対策法令へ
二、官僚制の創出を媒介した災害対策を巡る明治初年の政治的闘争
三、災害と危機管理
四、本書の方法と構成
○注解
一八六八年(慶応三年一二月七日から明治元年一一月一八日まで)
一八六九年(明治元年一一月一九日から明治二年一一月二九日まで)
一八七〇年(明治二年一一月三〇日から明治三年一一月一〇日まで)
○小括
一、近代国家形成のなかの災害対策
二、一八六八年から一八七〇年にかけての時期の災害対策法令ー分野ごとの総括
文献目録
索引
関連書籍
ページ上部へ戻る