タイトル 甲賀三郎探偵小説選Ⅳ
刊行日 2018年春刊行予定
著者 甲賀三郎
定価 3,600+税
判型 A5
製本 上製
シリーズ名 論創ミステリ叢書
著者紹介
甲賀三郎(こうが・さぶろう)
1893(明26)年、滋賀県生まれ。本名・春田能為。1918年、東京帝大工学部化学科を卒業。20年、農商務省臨時窒素研究所技手となる。23年に雑誌『新趣味』の懸賞応募作「真珠塔の秘密」でデビューを果たし、以降、「琥珀のパイプ」(24)や「ニッケルの文鎮」(26)など、理化学トリックを使った作品を数多く発表する。28年に窒素研究所技師を退任して専業作家となり、〈気早の惣太〉シリーズのようなユーモア物から『支倉事件』(27)のような犯罪実話、さらには『怪奇連判状』(37-38)のような時代小説まで、様々な分野へ創作活動の幅を広げていく。32年には新潮社の「新作探偵小説全集」へ書下ろし長編『姿なき怪盗』を発表。探偵小説のパズル性を重視する立場を打ち出し、木々高太郎や大下宇陀児と探偵小説観の論争を繰り広げ、連載エッセイ「探偵小説講話」(35)、及び「探偵小説十講」(36-37)の中でも自身の主張を展開した。33年から35年まで文藝家協会理事を、42年から44年にかけて日本文学報国会事務局総務部長を、それぞれ務める。44年10月、日本少国民文化協会事務局長に就任。1945(昭20)年、公務で訪れた九州からの帰都途中、急性肺炎のため岡山県内の病院で死去。
目次
 姿なき怪盗
  *
 丘の上
 赤い霧
 焦げた聖書
 山荘の殺人事件

【評論・随筆篇】
 探偵小説と実際の探偵
 括淡無慾飄逸な探偵
 探偵小説の不振
 多作家其他
 作家と生活
 探偵小説の将来
 探偵小説家の夢
 探偵小説家の製作室から
 本当の探偵小説
 横溝君の呪いの塔
 全集完結に際して
 探偵小説とポピウラリテイ
 大阪圭吉のユニクさ
 ドイルを宗とす
   *
 〈座談会〉スパイ談議
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