タイトル 舞踏言語
サブタイトル ちいさな廃星、昔恒星が一つ来て、幽かに〝御晩です〟と語り初めて、消えた
刊行日 2018年5月
著者 吉増剛造
定価 3200+税
ISBN 978-4-8460-1668-5
Cコード 0092
ページ数 320
判型 四六
製本 上製
内容
 詩人、吉増剛造は、現代詩とその朗読の草分けの一人である。また、多くの音楽家、舞踊家、美術家などとのコラボレーションでも知られます。舞踏家の大野一雄、土方巽、笠井叡など、数多くの舞踏家とも交わり、舞踏について書き、トーク、対談や座談会などでも発言しています。その朗読は次第に朗読の範疇を越え、そのアクションと言葉の力から、言葉の舞踏ともいわれることがあります。
 また2017年には国立近代美術館で、詩人としては初めての大規模な個展を行いました。そのなかでも大野一雄とのコラボレーションの映像が上映されました。写真、映像、朗読、パフォーマンス、トークなど多彩に活躍する吉増剛造が、舞踏を通して、身体と向き合った言葉の軌跡を描き出します。
著者紹介
1932年東京阿佐ヶ谷に生まれ、福生市に育つ。詩人、日本藝術院会員。詩の朗読パフォーマンスの先駆者としても知られ、国内外で朗読ライブを行う。パノラマカメラや多重露光による写真、銅板を用いたオブジェ、映像作品など多様な表現活動を展開。慶應義塾大学、サンパウロ大学など国内外の大学で教鞭をとる。妻はブラジル生まれの歌手マリリア。
【主な著作】
詩集『黄金詩篇』(高見順賞)、詩集『熱風 a thousand steps』(藤村記念歴程賞)、詩集『オシリス、石ノ神』(現代詩花椿賞)、詩集『螺旋歌』(詩歌文学館賞)。『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(芸術選奨文部大臣賞)、2003年紫綬褒章、『表紙』(毎日芸術賞)、2013年、旭日小綬章受章、文化功労者。福生市民栄誉賞、2015年、日本芸術院賞・恩賜賞、日本藝術院会員、三田文学会理事長。他に『王國』、『わが悪魔祓い』、『熱風 a thousand steps』、『花火の家の入口で』、『The Other Voice』、『裸のメモ』、『怪物君』、『キセキ-gozoCine』、『GOZOノート』(全3巻)など数多くの詩集、著作がある。
編集者コメント
舞踏する言葉!
その朗読はまさに舞踏だ
舞踏家たちを書き、舞台や対話を共にしてきた
言葉と身体のキセキ!
目次
はじめに
序 章 舞踏との遭遇
  舞踏の隕石――森下 隆さんとの対話
第一章 土方 巽
  貝殻追放
  廃星は淋しさに宿る――土方巽氏に
  土方巽/遠さ
  小さな破星…
  燔犠大踏鑑
  航海日誌 1970~1972
  踊る土方巽
第二章 笠井 叡
  さあ、これから、もっと、これから――笠井叡氏に、
  未来からの声――震災と表現
  踊る笠井叡
第三章 舞踏家たち
  中嶋夏に(中嶋 夏)
  人形劇精霊棚(中嶋 夏)
  ムッシュー古釘(室伏 鴻)
  私の京都案内(大須賀 勇)
八戸にて(及川廣信)
  gozoCine(雪 雄子)
  イシカリノカ―慶人とgozo(大野慶人)
第四章 大野一雄
  薄いヴェールの丘に
  月暈/不死01
  『死海』の水
  踊る/身体の声/大野一雄さんと話す日
  生と死の舞踏<石狩ーカムチャッカ>
  母の海から
  火炉の傍らに立つこの巨人
  踊る大野一雄
  大野一雄の手の踊り
終 章 資料
 吉増剛造舞踏関連年表
 初出一覧
おわりに
関連書籍
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