タイトル 西部邁発言①「文学」対論
刊行日 2018年5月
著者 西部邁 古井由吉 加賀乙彦 辻原登 秋山駿著
定価 2000円+税
ISBN 978-4-8460-1715-6
Cコード 0095
ページ数 256
判型 四六
製本 並製
内容
2018年1月、突然の死を迎えた西部邁。保守の論客として戦後保守思想を牽引したこの思想家は、とりわけその対話、鼎談、議論が魅力的だった。ゆえに田原総一郎の「朝まで生テレビ」の論客として脚光を浴び、その後もCSやMXテレビなどで語り、時には毒舌・悪口と言われることもしばしばだった。数多くの「声」を残しているが、本書は、西部が主宰していた雑誌『発言者』『表現者』に掲載された、作家・文学者らとの対話を一冊にまとめた。「文学」をテーマにしながら、政治・社会・人生などを縦横無尽に語り、西部思想を文学の視点から読み解くための一冊。
 古井由吉、加賀乙彦、辻原登、秋山駿との対話。司会・解説:富岡幸一郎
著者紹介
西部 邁(にしべ すすむ)
1939年北海道長万部生まれ。2018年1月没。思想家、保守派評論家、経済学者。東大経済学部在学中、東大自治会委員長・都学連副委員長・全学連中央執行委員。横浜国立大学助教授、東大教養学部助教授を経て東大教授、後に退職。『経済倫理学序説』吉野作造賞、『生まじめな戯れ』によりサントリー学芸賞、第8回正論大賞、『サンチョ・キホーテの旅』芸術選奨文部科学大臣賞受賞。『六〇年安保—センチメンタル・ジャーニー—』、『妻と僕—寓話と化す我らの死—』、『ファシスタたらんとした者』など著書多数。雑誌『発言者』主幹、『表現者』顧問、『北の発言』編集長など。

古井 由吉(ふるい よしきち)
1937年生まれ。小説家、ドイツ文学者。『杳子』芥川賞。『栖』日本文学大賞受賞、『槿』谷崎潤一郎賞、「中山坂」『眉雨』川端康成文学賞、『仮往生伝試文』読売文学賞、『白髪の唄』毎日芸術賞受賞。『古井由吉自撰作品(全8巻)』河出書房新社

加賀 乙彦(かが おとひこ)
1929 年生まれ。小説家、精神科医(犯罪心理学。本名小木貞孝)。『フランドルの冬』芸術選奨文部大臣新人賞、『帰らざる夏』谷崎潤一郎賞、『宣告』日本文学大賞、『湿原』大佛次郎賞、『永遠の都』芸術選奨文部大臣賞、『雲の都』毎日出版文化賞特別賞。日本芸術院賞、受賞。旭日中綬章、文化功労者。

秋山 駿(あきやま しゅん)
1930年〜2013年。文芸評論家、日本藝術院会員。従四位。「小林秀雄」群像新人文学賞、『人生の検証』伊藤整文学賞、『信長』毎日出版文化賞・野間文芸賞『神経と夢想 私の「罪と罰」』和辻哲郎文化賞

辻原 登(つじはら のぼる)
1945 年生まれ。小説家。神奈川近代文学館館長。『村の名前』芥川賞、『翔べ麒麟』読売文学賞、『遊動亭円木』谷崎潤一郎賞、『枯葉の中の青い炎』川端康成文学賞、『花はさくら木』大佛次郎賞、『許されざる者』毎日芸術賞、『冬の旅』伊藤整文学賞、日本芸術院賞・恩賜賞、紫綬褒章。

富岡 幸一郎(とみおか こういちろう)
957年生まれ。関東学院大学文学部比較文化学科教授、鎌倉文学館館長。『戦後文学のアルケオロジー』『内村鑑三 偉大なる罪人の生涯』『仮面の神学 三島由紀夫論』『使徒的人間 カール・バルト』『非戦論』『最後の思想 三島由紀夫と吉本隆明』『川端康成 魔界の文学』など著書・共編著・監修多数
編集者コメント
西部邁追悼
文学と社会を大胆に斬る!
第一級の文学者との対論
古井由吉、加賀乙彦、辻原登、秋山駿
戦後保守思想を牽引した思想家西部邁は文学への愛と造詣の深さも人並み外れていた。
戦後文学から現在の文学に大きな足跡を残す文学者たちと、忌憚のない対話・対論によって、西部思想の文学的側面を明らかにする!
目次
第一章 古井由吉
一 言葉の危機
 古井由吉×西部邁
二 文学と人間の時代
 古井由吉×西部邁
第二章 加賀乙彦、秋山駿
一 人生の表現
 秋山駿×西部邁
二 戦争という廃墟
 加賀乙彦×秋山駿×西部邁
第三章 辻原登
一 物語の源泉へ
 辻原登×西部邁
二 ファシスモと文学
 辻原登×西部邁
解説   富岡幸一郎
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