タイトル 黒澤明の映画 喧々囂々(けんけんごうごう)
サブタイトル 同時代批評を読む
刊行日 2021年1月8日
著者 岩本憲児
定価 2000+税
ISBN 978-4-8460-2003-3
Cコード 0074
ページ数 368
判型 四六
製本 並製
内容
日本映画の先頭に立ち続け、国際的知名度の高さも群を抜く黒澤明。その映画は公開当時、国内の新聞・雑誌等でどう評価されていたのか? 賞賛や酷評も含めた侃々諤々の批評を紹介しながら、作品の真価を緻密に論じていく。50年、全30作の黒澤映画評クロニクル。
著者紹介
岩本憲児(いわもと・けんじ)
1943年、熊本県八代市生まれ。早稲田大学名誉教授。映画史・映像論専攻。
著書に『幻燈の世紀─映画前夜の視覚文化史』(2002年、森話社)、『光と影の世紀―映画史の風景』(2006年、同)、『「時代映画」の誕生─講談・小説・剣劇から時代劇へ』(2016年、吉川弘文館)、『ユーモア文学と日本映画─近代の愉快と諷刺』(2019年、森話社)ほか。
編著に『村山知義─劇的先端』(2012年、同)、『日本映画の海外進出─文化戦略の歴史』(2015年、同)ほか。共編に『映画理論集成』全3巻(1982年、1988-99年、フィルムアート社)、『世界映画大事典』(2008年、日本図書センター)、『日本戦前映画論集―映画理論の再発見』(2018年、ゆまに書房)、『戦時下の映画─日本・東アジア・ドイツ』(2019年、森話社)ほか。

目次
序章 黒澤明――視覚の人
第一章 〈一九四〇年代〉『姿三四郎』から『野良犬』まで
姿三四郎/一番美しく/續姿三四郎/わが青春に悔なし/素晴らしき日曜日/
醉いどれ天使/静かなる決闘 /野良犬
第二章 〈一九五〇年代〉『醜聞(スキャンダル)』から『隠し砦の三悪人』まで
醜聞(スキャンダル)/羅生門/白痴/虎の尾を踏む男達/生きる/
七人の侍/生きものの記録 /蜘蛛巣城/どん底/隠し砦の三悪人
第三章 〈一九六〇年代〉『悪い奴ほどよく眠る』から『赤ひげ』まで
悪い奴ほどよく眠る/用心棒/椿三十郎/天国と地獄/赤ひげ
第四章 〈一九七〇〜一九八〇年代 〉『どですかでん』から『乱』まで
どですかでん/デルス・ウザーラ/影武者/乱 
第五章 〈一九九〇年代〉『夢』から『まあだだよ』まで            
夢/八月の狂詩曲/まあだだよ
第六章 表現主義・ドストエフスキー・巨匠の条件
1 幽鬼の肖像――黒澤明と表現主義 /2 黒澤明――ドストエフスキーの星の下に /3「巨匠の条件」と増村保造 
終章 黒澤映画――何が評価されてきたか
参考文献
あとがき
関連書籍
ページ上部へ戻る