タイトル 吉本隆明質疑応答集②
サブタイトル 思想
刊行日 2017年8月31日
著者 吉本隆明
定価 2200円+税
ISBN 978-4-8460-1612-8
Cコード 0090
ページ数 288
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 吉本隆明質疑応答集
シリーズ番号
内容
1967年の講演「現代とマルクス」後の質疑応答から、93年の「現在の親鸞」後の質疑応答までの100篇を、吉本隆明の講演などを参考にして文章化し、1宗教 2思想 3人間・農業 4イメージ・都市 5情況 6文学I 7文学IIの7つのテーマのもとに編集。初めての単行本化。本書第二巻では1967年から86年にわたる、思想に関する「質疑応答」を集大成。
著者紹介
文学者・革命思想家。1924年、東京生まれ。東京工業大学卒業。2012年3月死去。1959年から60年にかけ、日米安保条約改定に反対する共産主義者同盟に参加。82年、西独(当時)を発祥とする反核運動に対し、『「反核」異論』で痛烈な批判を展開した。『吉本隆明〈未収録〉講演集』(筑摩書房、全12巻)、2014年3月より晶文社から『吉本隆明全集』(全38巻+別巻)刊行中。
目次
Ⅰ 
現代とマルクス/ナショナリズム――国家論
人間に とって思想とは何か――『言語にとって美とはなにか』および『共同幻想論』にふれて
幻想としての国家
国家・共同体の原理的位相
幻想論 の根柢――言葉という思想

竹内好の生涯
〈アジア的〉ということ
アジア的ということ V
ポーランド問題とは何か――「連帯」の社会主義構想
共同幻想の時間と空間――柳田国男の周辺
解説 断裂する「物語」(築山登美夫)
吉本隆明 講演書誌(宮下和夫)

関連書籍

「二十四の瞳」からのメッセージ

澤宮 優

2400円+税

「西日本新聞」(2023年4月29日付)に書評が掲載されました。

日本の脱獄王

白鳥由栄の生涯 斎藤充功著

2200円+税

「週刊読書人」(2023年4月21日号)に書評が掲載されました。

算数ってなんで勉強するの?

子供の未来を考える小学生の親のための算数バイブル

1800円+税

台湾野球の文化史

日・米・中のはざまで

3,200円+税

ページ上部へ戻る