タイトル 認知症 ありのままを認め、そのこころを知る
サブタイトル 虎の門病院 認知症科の考え方
刊行日 2020年9月24日
著者 井桁之総
定価 2000円+税
ISBN 978-4-8460-1971-6
Cコード 0047
ページ数 254
判型 四六
製本 並製
内容
認知症から学んだ極上のメソッド! ここに、世界を変えるヒントがある!!

「ボクが『認知症科』をつくった理由」「寺内貫太郎と星一徹が認知症になったら」「『認知症』は病名ではありません」「認知症患者のこころはどうなっているのか」……。

虎の門病院で高齢者総合診療部と認知症科を立ち上げた医師が認知症と真剣に向き合い、得られた自分と世界を変える方法論。
著者紹介
井桁之総(いげた・ゆきふさ)
埼玉県出身。幼少時からレオナルド・ダ・ビンチに憧れ音楽家、美術家、医師を志す。

群馬大学医学部医学科を卒業し、同大学医学部附属病院神経内科、東京都老人医療センター(現・東京都健康長寿医療センター)で研修教育を受ける。群馬大学医学部大学院医学系研究科を卒業して医学博士を取得し、同大学神経内科助手(現・助教)。同大学医学部附属病院神経内科、前橋赤十字病院、日本赤十字社医療センターで神経内科と救急・震災医療に従事。

その後、国家公務員共済組合連合会 虎の門病院で高齢者総合診療部と認知症科を立ち上げる。同部長、認知症疾患センター長。日本認知症学会専門医・指導医、日本神経学会専門医・指導医、日本老年医学会専門医・代議員、日本内科学会指導医、日本赤十字看護大学非常勤講師、聖路加国際大学非常勤講師。

専門は認知症超早期診断。NHKスペシャルに出演、日経ビジネスなど多数で紹介される。
編集者コメント
「本書は、認知症が発症することで表面化する家族の問題、自分自身への問い、そして患者の心理など、いままで多く語られることのなかった〝認知症という極めて家族的な病〟を、医学的な見識をもとに社会的な立場から捉え直したものです。本書で問うた内容が、いま不安を抱えている患者、介護でお困りの家族、そして途方に暮れている医療従事者や、認知症なんてまったく関係ないと思っている方々のこれからに、お役に立てば幸いです」

──著者は本書のはしがきで、こう述べています。家族が認知症になったとき、患者を支えるために私たちは何ができるでしょうか。

そもそも認知症とはいったいどんな病気で、いまどういう治療法があり、家族に求められる心構えとは何なのでしょうか。

これは病の本質を知り、病との向き合い方を根本から学べる画期的な一冊です。
目次
 はじめに
第1章 「認知症科」をつくるまで
第2章 認知症は「家族的な病」
第3章 認知症とはなんだろうか
第4章 ボクが「認知症科」をつくった理由
第5章 認知症患者のこころはどうなっているのか
第6章 だれもが認知症になる世界に向けて
 あとがき
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