タイトル | トリニダード・トバゴ |
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サブタイトル | カリブの多文化社会 |
刊行日 | 2018年8月23日 |
著者 | 鈴木美香 |
定価 | 2700円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1744-6 |
Cコード | 0036 |
ページ数 | 336 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
内容
現地の日本大使館に勤務した著者による、はじめての包括的なトリニダード・トバゴ案内。日本ではほとんど知られていないカリブの島国の一般事情を、豊富なデータやエピソード・写真をまじえ紹介する。有名なカーニバルや楽器スティール・パンのほか、政治・経済から外交、多様な人種、宗教、文化、人々の暮らしまで。「サンゴ礁の手前は緑、彼方は紺碧。光り輝くカリブ海の波洗う島国に6年暮らした著者は、多文化世界にしなやかに切り込んだ。厳しくも人間性豊かな島社会の素顔を見事に描いている」(伊高浩昭)
著者紹介
鈴木美香(すずき・みか)
1980年、日本人の父親とフィリピン人の母親のもとに生まれる。亜細亜大学国際関係学部国際関係学科卒業、上智大学大学院外国語学研究科地域研究専攻博士前期課程(修士課程)修了。2010年より2016年まで、在トリニダード・トバゴ日本国大使館の専門調査員として、カリブ10カ国の政治・外交に関する情報収集・分析業務に従事。現在、新興国の金融・経済・政治を調査する財団法人に勤務し南米を担当。2018年4月より、国士舘大学にて非常勤講師も兼務。
1980年、日本人の父親とフィリピン人の母親のもとに生まれる。亜細亜大学国際関係学部国際関係学科卒業、上智大学大学院外国語学研究科地域研究専攻博士前期課程(修士課程)修了。2010年より2016年まで、在トリニダード・トバゴ日本国大使館の専門調査員として、カリブ10カ国の政治・外交に関する情報収集・分析業務に従事。現在、新興国の金融・経済・政治を調査する財団法人に勤務し南米を担当。2018年4月より、国士舘大学にて非常勤講師も兼務。
編集者コメント
カリブの小さな国トリニダード・トバゴに焦点をあてた、国内ではじめての一般向けの案内書です。歴史・文化といった基本的な情報だけでなく、専門を生かした緻密な分析、日本とのつながり、独立50周年を経て直面する課題など、ごく最近まで現地に暮らした著者ならではの視点から、人々の暮らしとこの国のいまを読み解きます。
目次
第1章 多民族国家トリニダード・トバゴの歴史
第2章 一般のトリニダード・トバゴ人の暮らし
第3章 多文化社会トリニダード・トバゴの文化
第4章 英国式から独自の発展を遂げた政治体制
第5章 エネルギー資源を中心に動く経済と貿易
第6章 エネルギー輸出国・東カリブ地域の大国としての地位を活かした外交
第7章 文化交流から経済協力まで広がる日本とトリニダード・トバゴの関係
第8章 独立50周年を経た今直面する課題
著者に際立つ「快活な作風」ー解説に代えて(伊高浩昭)
第2章 一般のトリニダード・トバゴ人の暮らし
第3章 多文化社会トリニダード・トバゴの文化
第4章 英国式から独自の発展を遂げた政治体制
第5章 エネルギー資源を中心に動く経済と貿易
第6章 エネルギー輸出国・東カリブ地域の大国としての地位を活かした外交
第7章 文化交流から経済協力まで広がる日本とトリニダード・トバゴの関係
第8章 独立50周年を経た今直面する課題
著者に際立つ「快活な作風」ー解説に代えて(伊高浩昭)
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