タイトル | ふたりの村上 |
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サブタイトル | 村上春樹・村上龍論集成 |
刊行日 | 2019年7月6日 |
著者 | 吉本隆明 著/小川哲生 編/松岡祥男 解説 |
定価 | 2600円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1828-3 |
Cコード | C0095 |
ページ数 | 272 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
内容
村上春樹と村上龍。
『ノルウェイの森』と『コインロッカー・ベイビーズ』で一躍、時代を象徴する作家となったふたりの村上。
その魅力と本質に迫る吉本隆明の「村上春樹・村上龍」論。16年間の思索の軌跡を示す全20稿を集成!
『ノルウェイの森』と『コインロッカー・ベイビーズ』で一躍、時代を象徴する作家となったふたりの村上。
その魅力と本質に迫る吉本隆明の「村上春樹・村上龍」論。16年間の思索の軌跡を示す全20稿を集成!
著者紹介
吉本隆明
1924 - 2012年。東京月島に生まれる。東京工業大学電気化学科卒業。詩人、思想家、文芸批評家。
詩人として出発し、1950年代に文学者の戦後責任論・転向論で論壇に登場。長期にわたり言論界をリードして「思想界の巨人」と呼ばれ、時代と社会に多くの影響を与えた。
著書に『言語にとって美とはなにか』『共同幻想論』『最後の親鸞』『「反核」異論』『マス・イメージ論』『ハイ・イメージ論』『宮沢賢治』『心的現象論』『「反原発」異論』などがあり、『夏目漱石を読む』で小林秀雄賞、『吉本隆明全詩集』で藤村記念歴程賞、永年の宮沢賢治研究の業績により宮沢賢治賞を受賞。
現在、『吉本隆明全集』(全38巻・別巻1)『吉本隆明質疑応答集』(全7巻)が継続刊行中。
1924 - 2012年。東京月島に生まれる。東京工業大学電気化学科卒業。詩人、思想家、文芸批評家。
詩人として出発し、1950年代に文学者の戦後責任論・転向論で論壇に登場。長期にわたり言論界をリードして「思想界の巨人」と呼ばれ、時代と社会に多くの影響を与えた。
著書に『言語にとって美とはなにか』『共同幻想論』『最後の親鸞』『「反核」異論』『マス・イメージ論』『ハイ・イメージ論』『宮沢賢治』『心的現象論』『「反原発」異論』などがあり、『夏目漱石を読む』で小林秀雄賞、『吉本隆明全詩集』で藤村記念歴程賞、永年の宮沢賢治研究の業績により宮沢賢治賞を受賞。
現在、『吉本隆明全集』(全38巻・別巻1)『吉本隆明質疑応答集』(全7巻)が継続刊行中。
目次
イメージの行方
村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』
解体論
村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
像としての文学(一)
像としての文学(二)
走行論
村上龍『ニューヨーク・シティ・マラソン』
村上龍『愛と幻想のファシズム』
村上春樹『ノルウェイの森』
村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』
瞬間論
現在への追憶
反現在の根拠
村上春樹『国境の南、太陽の西』
「現在」を感じる
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』第1部・第2部
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』第3部
形而上学的ウイルスの文学
村上春樹『アンダーグラウンド』批判
編集後記にかえて 小川哲生
解説 松岡祥男
村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』
解体論
村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
像としての文学(一)
像としての文学(二)
走行論
村上龍『ニューヨーク・シティ・マラソン』
村上龍『愛と幻想のファシズム』
村上春樹『ノルウェイの森』
村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』
瞬間論
現在への追憶
反現在の根拠
村上春樹『国境の南、太陽の西』
「現在」を感じる
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』第1部・第2部
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』第3部
形而上学的ウイルスの文学
村上春樹『アンダーグラウンド』批判
編集後記にかえて 小川哲生
解説 松岡祥男
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