タイトル | 妹尾アキ夫探偵小説選 |
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刊行日 | 2012年9月10日 |
著者 | 妹尾アキ夫 |
定価 | 3,600 円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1171-0 |
Cコード | 0093 |
ページ数 | 360 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創ミステリ叢書 |
シリーズ番号 | 55 |
内容
ロマンティシズムとリリシズム、戦前探偵小説翻訳の先駆者による怪奇と幻想、戦慄の創作コレクション。戦前作家を畏れさせた胡鉄梅名義の匿名月評も完全再録。
著者紹介
妹尾アキ夫(せのお・あきお)
1892(明25)年、岡山県生まれ。本名・韶夫。別名・胡鉄梅、小原俊一。早稲田大学英文科卒業。1922(大11)年から『新青年』に翻訳を寄せるようになる。25年の「十時」を皮切りに、探偵小説の創作にも手を染めるようになり、ロマンティシズムとリリシズムあふれる秀作を発表。また、胡鉄梅名義での辛口の匿名批評も話題を呼んだ。62(昭37)年、脳出血で急逝。
1892(明25)年、岡山県生まれ。本名・韶夫。別名・胡鉄梅、小原俊一。早稲田大学英文科卒業。1922(大11)年から『新青年』に翻訳を寄せるようになる。25年の「十時」を皮切りに、探偵小説の創作にも手を染めるようになり、ロマンティシズムとリリシズムあふれる秀作を発表。また、胡鉄梅名義での辛口の匿名批評も話題を呼んだ。62(昭37)年、脳出血で急逝。
目次
【創作篇】
十 時
ピストル強盗
スヰートピー
人肉の腸ソーセイジ詰(「楠田匡介の悪党振り」第三話)
凍るアラベスク
恋人を食ふ
本牧のヴイナス
壜から出た手紙
夜曲
高い夜空
林檎から出た紙かみ片きれ
アヴェ・マリア
深夜の音楽葬
黒い薔薇
密室殺人
黄昏の花嫁
カフエ奇談
戦傷兵の密書
赤い眼鏡の世界
リラの香のする手紙
【評論・随筆篇】
感情のリズム
あいどるそうと
新しい巡礼
雑 感
剃刀の刃――翻訳漫談
けすとえくえろ――探偵小説は芸術か
ぺーぱーないふ
批評への希望・感謝・抗議(大下宇陀児)
批評の批評の批評――大下氏の抗議に答ふ
地図と探偵小説
リアリテイ
夢 想
ホフマン・その他(アキ夫随筆・1)
卑劣について (アキ夫随筆・2)
批評の木枯 (アキ夫随筆・3)
文章第一 (アキ夫随筆・完)
好きな外国作家と好きな作中人物
ストランド誌の表紙
翻訳雑談
紙魚双題
牛 鍋
解題(横井 司)
十 時
ピストル強盗
スヰートピー
人肉の腸ソーセイジ詰(「楠田匡介の悪党振り」第三話)
凍るアラベスク
恋人を食ふ
本牧のヴイナス
壜から出た手紙
夜曲
高い夜空
林檎から出た紙かみ片きれ
アヴェ・マリア
深夜の音楽葬
黒い薔薇
密室殺人
黄昏の花嫁
カフエ奇談
戦傷兵の密書
赤い眼鏡の世界
リラの香のする手紙
【評論・随筆篇】
感情のリズム
あいどるそうと
新しい巡礼
雑 感
剃刀の刃――翻訳漫談
けすとえくえろ――探偵小説は芸術か
ぺーぱーないふ
批評への希望・感謝・抗議(大下宇陀児)
批評の批評の批評――大下氏の抗議に答ふ
地図と探偵小説
リアリテイ
夢 想
ホフマン・その他(アキ夫随筆・1)
卑劣について (アキ夫随筆・2)
批評の木枯 (アキ夫随筆・3)
文章第一 (アキ夫随筆・完)
好きな外国作家と好きな作中人物
ストランド誌の表紙
翻訳雑談
紙魚双題
牛 鍋
解題(横井 司)
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