タイトル | 歴史に学ぶ自己再生の理論 |
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刊行日 | 2016年1月31日 |
著者 | 加来耕三 |
定価 | 1,800円円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1498-8 |
Cコード | 0012 |
ページ数 | 272 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
内容
21世紀に生きる歴史の叡智 心豊かに生きた先人たち――江戸の賢人・石田梅岩を物差に、セネカ、吉田兼好、陶淵明、ソローらに学びながら、明日の自分を変える。
著者紹介
加来耕三(かく・こうぞう)
歴史家・作家。1958年大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科卒。同大学文学部研究員を経て、著述活動に入る。『歴史研究』編集委員、中小企業大学校の講師などを務め、テレビ・ラジオ番組の監修・出演など多方面に活躍している。
主な著書に、『加来耕三の戦国武将ここ一番の決断』(滋慶出版/つちや書店)『財閥を築いた男たち』(ポプラ社・ポプラ新書)『家康はなぜ、秀忠を後継者にしたのか 一族を繁栄に導く事業承継の叡智』(ぎょうせい・第14回ほんづくり大賞受賞)『徳川三代記』(ポプラ社)『うわさの日本史』(日本放送出版協会・NHK出版生活人新書)『歴史を動かした会議』(朝日新聞出版・朝日新書)『黒田官兵衛 軍師の極意』(小学館・小学館新書)ほか多数。監修に、『日本武術・武道大事典』(勉誠出版)などがある。
歴史家・作家。1958年大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科卒。同大学文学部研究員を経て、著述活動に入る。『歴史研究』編集委員、中小企業大学校の講師などを務め、テレビ・ラジオ番組の監修・出演など多方面に活躍している。
主な著書に、『加来耕三の戦国武将ここ一番の決断』(滋慶出版/つちや書店)『財閥を築いた男たち』(ポプラ社・ポプラ新書)『家康はなぜ、秀忠を後継者にしたのか 一族を繁栄に導く事業承継の叡智』(ぎょうせい・第14回ほんづくり大賞受賞)『徳川三代記』(ポプラ社)『うわさの日本史』(日本放送出版協会・NHK出版生活人新書)『歴史を動かした会議』(朝日新聞出版・朝日新書)『黒田官兵衛 軍師の極意』(小学館・小学館新書)ほか多数。監修に、『日本武術・武道大事典』(勉誠出版)などがある。
目次
目次
はじめに
・今、突きつけられる二者択一
・歴史はくり返す
・ヘーゲルの嘆き
・解決策は「心学」にあり
序章 夢と寿命の競争
・欲=智恵、「個」の発生
・忘却をくり返す国体
・背後に迫っている〝死〟
・「邯鄲の夢」の世界
・人生は夢かまぼろしか
・人生には定まった運命があるのか
・定めなき人生軌道
・「人生は短い」
・兼好法師は多忙だった!
・「束の間」の人生をどう生きるべきか
・セネカの末路が語りかけたもの
・〝第二の人生〞を考える、は手遅れ
・自然と折衷・調和する文明観
・仏教・道教・儒教の場合
・キリスト教伝来と鈴木正三
第一章 本当の自分に踏み出す勇気
・「まさか」の「下り坂」
・宇宙の本質は「一仏」にあり
・〝三毒〞と現代人に通じるヒント
・元禄バブルが弾けた!
・昭和恐慌と酷似した時代
・怒りの矛先
・今ならニートの梅岩
・ゆううつ病、ノイローゼとなる梅岩
・遊興からの復帰
・「断章取義」で、人生を考える
・B ・フランクリンの経営倫理
・自己のアイデンティティを探していた梅岩
・幕府が抱えた致命的欠陥
・〝病める魂〞を抱えながら踊る日本人
・ほんの少しの勇気−−−漱石の『草枕』
・「桃源境」(理想郷)の現実と「則天去私」
第二章 生きる目的と生業(なりわい)
・生計を立てるための人生は過ち
・ソローの青春時代
・意地を通した生活
・人は何のために生きるのか
・二種の人間の重要なちがい
・前向きな生き方とうしろ向きな生き方
・やむにやまれぬ思い
・「諸業即修行」
・「心学」のキー・ワードは「正直」にあり
・生命懸けで知ろうとした「見性」「心」「性」
・師に学び、師を超える
・梅岩、〝豁然〞と笑う
第三章 「心学」を身につけ
・感性を心の真中に置く
・心に静謐(せいひつ)を持つ
・瞑想の力――「心の工夫」
・“七情”から逃れ、明鏡止水の境地へ
・使えない「心の工夫」は意味がない
・「心」こそ人間の本質
・恒産と「士(さむらい)」の清潔
・鎌倉武士・青砥左衛門尉の逸話
第四章 新しい「心学」の可能性
・歴史心理学とホイジンガ
・現代に重なる「中世末」
・ホイジンガの語る三つの人生
・第三の道「夢をみること」こそ
・「神はいない」
・科学を進歩させたもの
・急増する〝中年〞フリーター
・〝就職氷河期〞からみた未来
・「大学は出たけれど」の異常な事態
・国家財政破綻を食い止める手段
・橘曙覧の心
・笑いこそ、人生の特効薬
・大伴家持と吉田兼好の笑い
・相次ぐ肉親の死を乗り越えて
終章 夢を形に
・不可解な人・良寛
・親を捨て、故郷を出奔
・「虎を描いて猫にも成らず」
・大愚は大賢に通じたか
・良寛と似て非なる一休
・死に損なって傾(かぶ)く
・破戒僧の厳しい戒め
・一休の真意と一番弟子
・短い人生を楽しむ生き方
・少しだけ、考え方を改める
・分相応+ α
・武士はなぜ、死ぬのか
・伊達政宗の感慨と数寄者
・人生の秘訣「奥の手」
はじめに
・今、突きつけられる二者択一
・歴史はくり返す
・ヘーゲルの嘆き
・解決策は「心学」にあり
序章 夢と寿命の競争
・欲=智恵、「個」の発生
・忘却をくり返す国体
・背後に迫っている〝死〟
・「邯鄲の夢」の世界
・人生は夢かまぼろしか
・人生には定まった運命があるのか
・定めなき人生軌道
・「人生は短い」
・兼好法師は多忙だった!
・「束の間」の人生をどう生きるべきか
・セネカの末路が語りかけたもの
・〝第二の人生〞を考える、は手遅れ
・自然と折衷・調和する文明観
・仏教・道教・儒教の場合
・キリスト教伝来と鈴木正三
第一章 本当の自分に踏み出す勇気
・「まさか」の「下り坂」
・宇宙の本質は「一仏」にあり
・〝三毒〞と現代人に通じるヒント
・元禄バブルが弾けた!
・昭和恐慌と酷似した時代
・怒りの矛先
・今ならニートの梅岩
・ゆううつ病、ノイローゼとなる梅岩
・遊興からの復帰
・「断章取義」で、人生を考える
・B ・フランクリンの経営倫理
・自己のアイデンティティを探していた梅岩
・幕府が抱えた致命的欠陥
・〝病める魂〞を抱えながら踊る日本人
・ほんの少しの勇気−−−漱石の『草枕』
・「桃源境」(理想郷)の現実と「則天去私」
第二章 生きる目的と生業(なりわい)
・生計を立てるための人生は過ち
・ソローの青春時代
・意地を通した生活
・人は何のために生きるのか
・二種の人間の重要なちがい
・前向きな生き方とうしろ向きな生き方
・やむにやまれぬ思い
・「諸業即修行」
・「心学」のキー・ワードは「正直」にあり
・生命懸けで知ろうとした「見性」「心」「性」
・師に学び、師を超える
・梅岩、〝豁然〞と笑う
第三章 「心学」を身につけ
・感性を心の真中に置く
・心に静謐(せいひつ)を持つ
・瞑想の力――「心の工夫」
・“七情”から逃れ、明鏡止水の境地へ
・使えない「心の工夫」は意味がない
・「心」こそ人間の本質
・恒産と「士(さむらい)」の清潔
・鎌倉武士・青砥左衛門尉の逸話
第四章 新しい「心学」の可能性
・歴史心理学とホイジンガ
・現代に重なる「中世末」
・ホイジンガの語る三つの人生
・第三の道「夢をみること」こそ
・「神はいない」
・科学を進歩させたもの
・急増する〝中年〞フリーター
・〝就職氷河期〞からみた未来
・「大学は出たけれど」の異常な事態
・国家財政破綻を食い止める手段
・橘曙覧の心
・笑いこそ、人生の特効薬
・大伴家持と吉田兼好の笑い
・相次ぐ肉親の死を乗り越えて
終章 夢を形に
・不可解な人・良寛
・親を捨て、故郷を出奔
・「虎を描いて猫にも成らず」
・大愚は大賢に通じたか
・良寛と似て非なる一休
・死に損なって傾(かぶ)く
・破戒僧の厳しい戒め
・一休の真意と一番弟子
・短い人生を楽しむ生き方
・少しだけ、考え方を改める
・分相応+ α
・武士はなぜ、死ぬのか
・伊達政宗の感慨と数寄者
・人生の秘訣「奥の手」
備考
著者webサイト➡️[http://www.kaku-kouzo.com/]
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