タイトル | コロナショック・ドクトリン |
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刊行日 | 2022年8月28日 |
著者 | 松尾匡 |
定価 | 1800円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2190-0 |
Cコード | 0036 |
ページ数 | 230 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
シリーズ名 | 論創ノンフィクション |
シリーズ番号 | 27 |
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内容
弱者を切り捨てる経済政策の実態。支配する人々が豊かになる仕組み。新型コロナウイルスの感染が爆発するなかで、安倍・菅政権が打ち出し、岸田政権に引き継がれた経済政策。それは、コロナ禍を利用し、貧しい人々や中小企業を切り捨てる、新自由主義の攻勢を宣言する内容のものだった。まちがった現状を打開するため、私たちには何ができるのか。気鋭の経済学者がコロナショック・ドクトリンの実像を探り、日本経済のあるべき姿を示す。
著者紹介
1964年、石川県生まれ。立命館大学経済学部教授。専門は理論経済学。神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。論文「商人道! 」で第3回河上肇賞奨励賞を受賞。著書『この経済政策が民主主義を救う』(大月書店)、『ケインズの逆襲 ハイエクの慧眼』(PHP新書)、『新しい左翼入門』(講談社現代新書)、編著に『「反緊縮!」宣言』、共著に『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』(以上、亜紀書房)など多数。
目次
第1章 コロナ下で進む日本経済の「転換」/補論 為替相場の決まり方/第2章 ここまで来たコロナショック・ドクトリン/第3章 まだまだ進むコロナショック・ドクトリン/第4章 コロナ火事場経済の「前門の虎」と「後門の狼」/第5章 二〇二〇年に入ってからの動き/第6章 [対談]京都で働く中小事業者たち@コロナ禍
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