タイトル | ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド |
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刊行日 | 2017年3月30日 |
著者 | 浅木原 忍 |
定価 | 2,800円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1579-4 |
Cコード | C0095 |
ページ数 | 352 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
内容
不世出の天才と謳われる直木賞作家・連城三紀彦が遺した数多くのミステリ。その魅力を徹底紹介する究極のミステリガイド。
第16回本格ミステリ大賞評論・研究部門授賞作「ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド【増補改訂版】」をさらに増補し、晩年の知られざる作品や未刊行短編まで網羅する連城三紀彦作品研究の集大成!
連城三紀彦という特異な、そしてその特異性を見落とされてきた作家が遺していった作品群の真価が、本書をひとつの叩き台として、より深く掘り下げられていき、活発な議論や研究が行われるようになることを願います。そして、連城三紀彦という作家が、今後永きに渡って広く読み継がれていき、その作品群をステップボードに、ミステリというジャンルがさらなる可能性を切り開いていく――そんな未来こそを夢見ています。連城三紀彦よ、永遠なれ!(「本書のためのさらなる追伸」より)
第16回本格ミステリ大賞評論・研究部門授賞作「ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド【増補改訂版】」をさらに増補し、晩年の知られざる作品や未刊行短編まで網羅する連城三紀彦作品研究の集大成!
連城三紀彦という特異な、そしてその特異性を見落とされてきた作家が遺していった作品群の真価が、本書をひとつの叩き台として、より深く掘り下げられていき、活発な議論や研究が行われるようになることを願います。そして、連城三紀彦という作家が、今後永きに渡って広く読み継がれていき、その作品群をステップボードに、ミステリというジャンルがさらなる可能性を切り開いていく――そんな未来こそを夢見ています。連城三紀彦よ、永遠なれ!(「本書のためのさらなる追伸」より)
著者紹介
浅木原 忍(あさぎはら・しのぶ)
1985年、青森県生まれ。北海道大学文学部卒。2007年より同人小説サークル「Rhythm Five」として活動、主に《東方project》の二次創作でミステリー小説を発表している。2016年、同人誌として発行した『ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド【増補改訂版】』で第16回本格ミステリ大賞評論・研究部門を受賞。
1985年、青森県生まれ。北海道大学文学部卒。2007年より同人小説サークル「Rhythm Five」として活動、主に《東方project》の二次創作でミステリー小説を発表している。2016年、同人誌として発行した『ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド【増補改訂版】』で第16回本格ミステリ大賞評論・研究部門を受賞。
目次
まえがき
【連城作品を読み解くキーワード】
第一部 全作品レビュー
第一章 綺羅星のごとく(七八年~八四年)
第二章 流行作家への道(八五年~八九年)
第三章 虚実の境界線で(九〇年~九四年)
第四章 陰り始める人気(九五年~〇〇年)
第五章 晩年そして没後(〇一年~一六年)
附章(一)単行本未収録作品を読む
附章(二)アンソロジーで連城作品を読む
附章(三)エッセイ・その他を読む
附章(四)連城三紀彦論を読む
附章(五)絶版・品切れの作品を入手するには
第二部 作家論・作品論
コラム 連城作品の解説
コラム 雑誌別連城作品掲載数ベスト10
コラム 真実の在処――画家と夫婦
コラム 得度はいったいいつのこと?
ダブルミーニングの文字――再演の背景
どこまでも疑って――連城三紀彦論
『私という名の変奏曲』推理――犯人は誰か
『ため息の時間』読解――苑田岳葉と連城三紀彦
謎解きは終わらない――『処刑までの十章』論
同人誌初版あとがき
増補改訂版のための追伸
本書のためのさらなる追伸
【連城作品を読み解くキーワード】
第一部 全作品レビュー
第一章 綺羅星のごとく(七八年~八四年)
第二章 流行作家への道(八五年~八九年)
第三章 虚実の境界線で(九〇年~九四年)
第四章 陰り始める人気(九五年~〇〇年)
第五章 晩年そして没後(〇一年~一六年)
附章(一)単行本未収録作品を読む
附章(二)アンソロジーで連城作品を読む
附章(三)エッセイ・その他を読む
附章(四)連城三紀彦論を読む
附章(五)絶版・品切れの作品を入手するには
第二部 作家論・作品論
コラム 連城作品の解説
コラム 雑誌別連城作品掲載数ベスト10
コラム 真実の在処――画家と夫婦
コラム 得度はいったいいつのこと?
ダブルミーニングの文字――再演の背景
どこまでも疑って――連城三紀彦論
『私という名の変奏曲』推理――犯人は誰か
『ため息の時間』読解――苑田岳葉と連城三紀彦
謎解きは終わらない――『処刑までの十章』論
同人誌初版あとがき
増補改訂版のための追伸
本書のためのさらなる追伸
備考
連城マジック=「操り」のメカニズムが作動する現場を
克明に記録した、新世代への輝かしい啓示書。 ――法月綸太郎(本格ミステリ作家クラブ会長)
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