タイトル 吉本隆明 全質疑応答Ⅰ
サブタイトル 1963~1971
刊行日 2021年8月刊行予定
著者 吉本隆明
定価 2200円+税
ISBN 978-4-8460-2026-2
Cコード 0090
ページ数 400
判型 四六
製本 並製
シリーズ名 吉本隆明 全質疑応答
シリーズ番号 1
内容
テーマ別で編集された『吉本隆明質疑応答集』シリーズを刷新し、時系列で並べ直した『吉本隆明 全質疑応答』始動! 
全5巻を予定し、新たに発見された前シリーズ未収録の「質疑応答」も収録。巻末に菅原則生による解説を付す。

吉本は主催者あるいは聴衆から請われれば、本公演の後の「質疑応答」に応じてきた。おそらく、よほどのことがない限り断ることはなかったと思う。だから、「質疑応答」は実際には大ざっぱにみて、内輪のものも含め二〇〇回近くあると思う。「質疑応答」は本講演のおまけみたいなものだから、音源がのこされ、紙に記録されのこされることも少なかった。だが、「質疑応答」は本講演に勝るとも劣らない「価値」があるものだ。そして、幸運なことに、音源として、あるいは文字起こしされた紙として、一一一本がのこされていた。(菅原則生「解説」より)
著者紹介
吉本隆明(よしもと・たかあき)
1924-2012年。東京・月島に生まれる。東京工業大学卒業。詩人・思想家。日本の敗戦を富山県の動員先で迎えた。戦後の混迷のなか、じぶんは世界認識の方法を知らなかったと痛切に自覚し、1955年「高村光太郎ノート」によって戦争責任問題に最初のメスを入れ、「マチウ書詩論」によって思想の基礎を形成。爾来、つねに世界思想の水準を見据え、時代と対峙しながら、思索を展開してきた。詩集『固有時との対話』『転移のための十篇』、『言語にとって美とは何か』『共同幻想論』『最後の親鸞』『母型論』などがあり、その全著作は『吉本隆明全集』(全38巻・別巻1)として刊行中。またインターネット上のサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』で、「吉本隆明アーカイブ」として183の講演が無料公開されている。
目次
【九州大学新聞主催】 1963年11月23日
情況が強いる切実な課題とは何か

【国際基督教大学ICU祭実行委員会主催】 1964年1月18日
芸術と疎外

【『コスモス』主催。日比谷図書館において】 1966年4月2日
高村光太郎について―鷗外をめぐる人々

【東京都立大学附属高等学校第18回記念祭において】 1966年10月22日
日本文学の現状

【関西大学学生有志主催】 1966年10月29日
知識人―その思想的課題

【大阪市立大学社会思想研究会・大阪市立大学新聞会共催】 1966年10月31 日
国家・家・大衆・知識人

【国学院大学学生(学部等不明)主催】 1966年11月21日
現代文学に何が必要か

【中央大学学生会館常任委員会主催】 1967年10月12 日
現代とマルクス

【早大独立左翼集団主催】 1967年10 月21日
ナショナリズム―国家論

【東京大学三鷹寮委員会主催】 1967年10月24日
詩人としての高村光太郎と夏目漱石

【明治大学駿台祭二部実行委員会主催】 1967年11月1日
調和への告発

【東京医科歯科大学新聞会主催】 1967年11月2日
個体・家族・共同性としての人間

【京都大学文学部学友会主催】 1967年11月12日
再度情況とはなにか

【国学院大学文芸部・国学院大学文化団体連合会共催】 1967年11月21日
人間にとって思想とは何か―『言語にとって美とはなにか』および『共同幻想論』にふれて

【関西大学学生図書委員会主催】 1967年11月26日
幻想としての国家

【大学セミナーハウス(東京都八王子市)主催】 1971年5月30日
自己とは何か―ゼーレン・キルケゴールの思想を手がかりとして

【青山学院大学現代文化研究会主催】 1971年6月5日
思想的課題としての情況

【名古屋ウニタ書店主催】 1971年12月19日
国家・共同体の原理的位相
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