タイトル わたしの二都物語
サブタイトル ジャカルタ、北京
刊行日 2023年11月16日
著者 杉本万里子
定価 2400円+税
ISBN 978-4-8460-2292-1
Cコード C0036
ページ数 296
判型 四六
製本 上製
内容
父親の転勤に伴い、インドネシアのジャカルタに滞在した少女は、1965年に「クーデター未遂事件」(9・30事件)に遭遇した後、北京での学校生活を10年に及ぶ「プロレタリア文化大革命」の渦中で過ごす。
著者紹介
東京都生まれ。北京大学中文系文学専業卒。共同通信社記者、日中文化交流協会事務局員などを経て翻訳の仕事に従事。主な訳書に曹乃謙『闇夜におまえを思ってもどうにもならない―温家 窰村の風景』(2016 年)など。
目次
はじめに
第Ⅰ部 ジャカルタ滞在記【一九六五年四月一五日〜六五年一一月一四日】
第1章 ダサワルサ(バンドン会議一〇周年記念行事)  
第2章 ジャカルタから第三世界へ発信 
第3章 九・三○事件とジャカルタ撤退 
第Ⅱ部 北京滞在記【一九六五年一一月二一日〜七八年一月一〇日】
第4章 AAJAの北京移転と文革の幕開け 
第5章 「好好学習、天天向上」(よく学び、日々向上)  
第6章 労働者、農民、兵士に学び「世界観の改造」に挑戦 
第7章 革命的ジャーナリズム 
第8章 暗雲の切れ目から差し込んだ陽光―「造反有理」の嵐の後 
第9章 文革の終焉―北京大学で感じた新しい時代の息吹 
第10章 アジア・アフリカ・ジャーナリスト協会再生にかけた夢 
終 章 革命の時代とその後 
付録1 ジャカルタ宣言 
付録2 アジア・アフリカ・ジャーナリスト協会憲章 
おわりに 
参考文献 
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