タイトル アラハチ、負けてたまるか!
サブタイトル 健康寿命延長への処方箋
刊行日 2021年4月10日
著者 入江 健二
定価 1300円+税
ISBN 978-4-8460-2043-9
Cコード 0047
ページ数 176
判型 四六
製本 並製
内容
いくら長生きしても、病気をしたり呆けたりしてはつまりません。認知症・高血圧・難聴……アラハチ(80歳前後)ならではの病気に的を絞り、リトル東京で長年にわたり診療所を営んできた入江医師が、健康寿命を延ばす方法を考えます。【解説】石弘之(ジャーナリスト・元東京大学大学院教授)
著者紹介
入江健二(いりえ・けんじ)
1940年東京世田谷生まれ。4歳で奈良へ疎開。生家は東京大空襲で焼失。戦後、池袋・新宿の焼け跡で育つ。東大医学部時代、ボート部所属。66年医学部卒業時より当時の「青年医師連合」運動にかかわり、東大病院支部長を務める(67年国家試験ボイコット戦術により、有名無実の医師修練制度だったインターン制度を廃止へ追い込む)。68年より都立大久保病院外科勤務。69年には、総評傘下の都職労病院支部大久保病院分会書記長に。が、美濃部「革新」都政下御用組合化した都職労の方針に反する運動を展開し、2か月の停職処分を受け、分会を追われる。71年渡米し、UCLAでがん研究5年。更に医師としての再研修5年の後、81年ロスアンゼルス・リトル東京で開業。73年、リトル東京の草の根団体「日系福祉権擁護会」の中に主に日系一世・二世を対象とする「健康相談室」を開設、現在は三世、新一世(戦後渡米者)が主な対象。著書に『リトル東京入江診療所』『リトル東京で、ゆっくり診療十七年』(ともに草思社刊)、『万里子さんの旅』『家庭内捨て子物語』『70歳からの健康法』(論創社刊)。
目次
 はじめに
難聴物語─その悲劇と喜劇 
 難聴手術の顚末
高血圧は不思議
 「高血圧性脳症」という爆弾
認知症は予防できるか
アラハチを生きる
 ハト胸・出っ尻・アゴ引いて―ある姿勢考
 回虫症の思い出
 ジンマシンの怪
 飢餓体験という財産
アラハチ──終の棲家は?
 『老後破産』を読んで―日本全国が姥捨て山?
 母のウツ病は、施設で完治
 富む人もそうでない人も安心して暮らせる施設を──「日系アメリカ人高齢者施設の必要度に関する調査」を読んで
 おわりに
 解説 入江君のふたつのまなざし(石弘之)
備考

『アラハチ、負けてたまるか!』の著者がアメリカのひとり放送局、kempoTVでインタビューを受けました。

https://drive.google.com/file/d/1nqecCF25OVpgeb_DP-YGDYEbsTfj3JDx/view

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