タイトル クルドの夢 ペルーの家
サブタイトル 日本に暮らす難民・移民と入管制度
刊行日 2021年4月24日
著者 乾英理子
定価 1800円+税
ISBN 978-4-8460-2022-4
Cコード 0036
ページ数 248
判型 四六
製本 並製
シリーズ名 論創ノンフィクション
シリーズ番号 011
内容
隣りで暮らす外国人のこと。私たちは、どれだけ知っているのだろう? 日本で見かける外国人とは? 
コンビニや工場、夜の街、肉体労働の現場で働く人々。そして、働きたくても働くことが許されない人々。どんな理由で日本に来たのだろう? 
本国が不況で働く場所がなかったり、戦火に追われて逃げ延びてきたり。
本書では、国を追われながらも難民として認定されず、「仮放免」というあいまいな身分で滞在するクルド人家族と、団地で日本人との共存を模索する日系ペルー人家族への取材を通して、日本で暮らす外国人と日本人とがどう共存していけばよいのかを探る。
著者紹介
乾英理子(イヌイ・エリコ) 
1988年、奈良県生まれ。京都大学総合人間学部卒業後、2011年にディレクター職でNHK入局。静岡放送局、文化・福祉番組部を経て、現在制作局第三制作ユニット(福祉)所属。
ジェンダーや外国人などをテーマに「ハートネットTV」「ETV特集」を制作。「バリバイ一家の願い〜〝クルド難民〟家族の12年〜」(二〇一九年)は、ギャラクシー賞奨励賞、貧困ジャーナリズム賞を受賞。
目次
隣りで暮らす外国人のこと。私たちは、どれだけ知っているのだろう? 難民として認定されず「仮放免」という身分で滞在するクルド人家族。団地で日本人との共存を模索する日系ペルー人家族。彼らへの取材を通して、日本で暮らす外国人と日本人との共存の道を探る。
備考

【お知らせ】『クルドの夢 ペルーの家』 正誤表

p46 6行目

 佐々木聖子氏の「聖子」のルビ 「せいこ」→「しょうこ」

p165 14行目

 「管理の日が行き届く」→「管理の目が行き届く」

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