タイトル ジキルの告白
サブタイトル 大学助教授教え子殺人事件
刊行日 2025年11月06日
著者 高橋いさを
定価 2500円+税
ISBN 978-4-8460-2536-6
Cコード C0074
ページ数 292
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 theater book
シリーズ番号 020
内容
「人間にとって過去とは、すべからく後悔でできているからかもしれない」
実話を元にした表題作とあの世の裁判を描く法ファンタジー『冥界裁判』とSFミステリー『被疑者Ⅹの告白』、未解決の世田谷事件の追悼朗読劇『午前0時のカレンダー』を収める。
これまでの作品もそうだが、わたしの興味は事件そのものの経緯ではなく、その事件を起こした人の周囲にいる人間たちがその事態にどのようにリアクションしたかにある。本作は殺人に手を染める大学助教授とその妻を中心としながらも、彼の親友を初めとする周りの人間の葛藤に焦点を当てた。(「あとがき」より)
著者紹介
高橋いさを(たかはし・いさを)
1961 年、東京生まれ。劇作家・演出家。
日本大学芸術学部演劇学科在学中に「劇団ショーマ」を結成して活動を始める。
2018 年に「ISAWO BOOKSTORE」を立ち上げて活動中。戯曲集に『ある日、ぼくらは夢の中で出会う』『バンク・バン・レッスン』『極楽トンボの終わらない明日』『八月のシャハラザード』『父との夏』『モナリザの左目』『獄窓の雪―帝銀事件―』『あなたはわたしに死を与えた―トリカブト殺人事件―』『I-note 演技と劇作の実践ノート』『I-note ② 舞台演出家の記録』『映画が教えてくれた』、エッセイ集に『そして舞台の幕が開く』『だから映画は素敵だ』『傍聴席から一言』(すべて論創社)
など。
目次
ジキルの告白―大学助教授教え子殺人事件― 
冥界裁判 
被疑者Ⅹの告白 
午前0時のカレンダー 
 あとがき 
 上演記録 
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