タイトル デルタ・ウエディング
刊行日 2024年5月2日
著者 ユードラ・ウェルティ著/本村浩二訳
定価 3800円+税
ISBN 978-4-8460-2351-5
Cコード C0097
ページ数 496
判型 四六
製本 上製
内容
「一瞬のきらめきでありながら永遠につづく。固有でありながら普遍的。そんな感情が交錯する家族の肖像」――ミシシッピ大学教授アネット・トレフツァー「日本語版への序文」より。
1923年秋、結婚式のために集ったデルタ地方の大農園一家の日常を、主に5人の白人女性の複雑な内面を通して緻密に描き出す。アメリカ深南部ミシシッピの作家・ウェルティによる傑作長編小説、57年ぶりの新訳。
著者紹介
ユードラ・ウェルティ(Eudora Welty 1909-2001)
アメリカ南部ミシシッピ州ジャクソン生まれの作家、写真家、エッセイストである。ミシシッピ州立女子大学を経て、ウィスコンシン大学で英文学の学士号を取得。その後、コロンビア大学大学院ビジネススクールで広告学を専攻。代表的な邦訳作品に、『大泥棒と結婚すれば』(晶文社、1979年)、『デルタの結婚式』(岡倉書房、1950 年/中央公論社、1967年)、『黄金の林檎』(晶文社、1990年/こびあん書房、1991年)、『マッケルヴァ家の娘』(新潮社、1974年)、『大いなる大地』(角川書店、1973年)などがある。

本村浩二(もとむら こうじ)
1967年生まれ。青山学院大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、駒澤大学文学部英米文学科教授。著書に『テクストの対話─フォークナーとウェルティの小説を読む』(論創社、2013年)、『モダンの身体─マシーン・アート・メディア』(共著、小鳥遊書房、2022年)、『ローカリティのダイナミズム─連動するアメリカ作家・表現者たち』(共著、中央大学出版部、2024年)などがある。
目次
日本語版への序文(アネット・トレフツァー) 
第一章 
第二章 
第三章 
第四章 
第五章 
第六章 
第七章 
解説(本村浩二)
関連書籍

「二十四の瞳」からのメッセージ

澤宮 優

2400円+税

「西日本新聞」(2023年4月29日付)に書評が掲載されました。

日本の脱獄王

白鳥由栄の生涯 斎藤充功著

2200円+税

「週刊読書人」(2023年4月21日号)に書評が掲載されました。

算数ってなんで勉強するの?

子供の未来を考える小学生の親のための算数バイブル

1800円+税

台湾野球の文化史

日・米・中のはざまで

3,200円+税

ページ上部へ戻る