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ティナ・ターナー（本名アンナ・メイ・ブロック）歌手、ダンサー、俳優
60年に及ぶ芸歴を通し、音楽シーンを牽引する象徴的存在として活躍。レコードは2億枚以上を売り上げ、ライブコンサートのチケットの売り上げ数はソロ・アーティストとして史上最高を記録している。個人においては、深い精神性に根差して数多くの困難に打ち勝ち、その経験から、人々を励まし続けることを自らの使命とし活動している。過去30年余り、智慧の源泉を探求し続け、家族や親族また周囲の友人たち一人ひとりに寄り添いつつ、崩れざる幸福を築くための励ましの言葉を送ってきた。それをさらに多くの人々と分かち合うため、自らの精神の旅路の物語を本書に認めた。
輝かしい芸能活動から引退したティナ・ターナーは、現在、結婚生活34年を迎えた最愛の夫アーウィン・バックと共にスイスに居住し、幸福な日々を過ごしている。

栗原淑江（くりはら・としえ）
1952年埼玉県生まれ。創価大学文学部社会学科卒業。創価大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得満期退学。専門は宗教社会学、女性学。東洋哲学研究所主任研究員、博士（社会学）。著書に『未来をつくる女性の力―桜梅桃李の花咲く社会へ』など。翻訳書にN.ラダクリシュナン著『対話の達人・池田大作―衝突から対話へ』『アメリカの創価学会』など。

第一章　自然に抱かれて　　
第二章　内なる世界　　
第三章　宇宙の讃歌　　
第四章　自分のために、立ち上がれ　　
第五章　毒を薬に変えて　　
第六章　心の革命　　
第七章　歌う、その向こうへ　　
第八章　帰郷　　
　あとがき　　
　謝辞　　
　用語集　　
　原著の参考文献　　
　著者について　　
　索引