タイトル ピーター卿の遺体検分記
刊行日 2021年12月25日
著者 ドロシー・L・セイヤーズ 著/井伊順彦 訳
定価 3600円+税
ISBN 978-4-8460-2076-7
Cコード 0097
ページ数 392
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 論創海外ミステリ
シリーズ番号 277
内容
 〈ピーター・ウィムジー卿〉シリーズの第一短編集” Lord Peter Views the Body”を新訳。英国ドロシー・L・セイヤーズ協会公認推薦翻訳書!

 「今回の主役はセイヤーズお気に入りの名探偵ピーター・ウィムジー卿です。前著『モンタギュー・エッグ氏の事件簿』に引き続き、本書も多くの愛読者を獲得するものとわたしは確信します」ドロシー・L・セイヤーズ協会事務局長 ジャスミン・シメオネ
著者紹介
ドロシー・L・セイヤーズ
 ドロシー・レイ・セイヤーズ。1893年、英国オックスフォード生まれ。コピーライターの傍ら執筆活動を行い、1923年に 「誰の死体?」を発表。ミステリ作家親睦団体〈ディテクション・クラブ〉の会長も務めた。1957年死去。

〔訳者〕
井伊順彦(いい・のぶひこ)
 早稲田大学大学院博士前期課程(英文学専攻)修了。英文学者。編訳書に20世紀英国モダニズム小説集成『自分の同類を愛した男』、『世を騒がす噓つき男』(ともに風濤社)など。訳書にG・K・チェスタトン『知りすぎた男』、D・H・ロレンス『黙示録論』、コリン・ウィルソン『必須の疑念』(いずれも論創社)など多数。英国のトマス・ハーディ協会、ジョウゼフ・コンラッド協会、バーバラ・ピム協会の各会員。
編集者コメント
 2020年発売の『モンタギュー・エッグ氏の事件簿』に続き、本書も英国ドロシー・L・セイヤーズ協会より公認翻訳書のお墨付きをいただきました。旧訳では省かれていた海図のラテン語も訳出した、完訳・新訳の短編集です。
目次
鋼の指を持つ男の忌まわしき物語(ヒストリー)
口吻をめぐる興奮の奇譚
メリエイガー伯父の遺書をめぐる魅惑の難題
瓢箪から出た駒をめぐる途方もなき怪談
面皮を剥ぐ婆(ジョーカー)にまつわる理屈無視の逸話
不和の種をめぐる卑しき泣き笑い劇
逃げる足音が絡んだ恨み話
嗜好の問題をめぐる酒飲み相手の一件
竜頭に関する学術探究譚
盗まれた胃袋をめぐる釣り人の一口噺
顔なき男をめぐる解けない謎

訳者あとがき

解説 塚田よしと(クラシック・ミステリ愛好家)
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