タイトル フェンシング・マエストロ
刊行日 2022年11月4日
著者 アルトゥーロ・ぺレス=レベルテ 著/高城高 訳/土方正志 編
定価 3600円+税
ISBN 978-4-8460-2072-9
Cコード 0097
ページ数 344
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 論創海外ミステリ
シリーズ番号 270
内容
 日本ハードボイルド御三家の一人・高城高がスペインの人気作家A・レベルテの傑作長編を翻訳! 日本語版書籍のみの特典として、2ページ目に原著者ぺレス=レベルテ氏のデジタル・サインが入っています(部数限定)。
著者紹介
アルトゥーロ・ぺレス・レベルテ
 アルトゥーロ・ペレス=レベルテ・グティエレス。1951年、スペイン、カルタヘナ生まれ。ジャーナリストを経てスペイン国営テレビの職員となり、戦場特派員として取材を続けながら文筆活動を行う。「フランドルの呪画」(90)や「呪のデュマ倶楽部」(93)など映画化もされたヒット作を連発し、93年にフランス推理小説大賞外国人作家部門を受賞した。94年に専業作家となり、より旺盛な執筆活動を展開、2003年にはスペイン王立アカデミーの会員となった。

〔訳者〕
高城高(こうじょう・こう)
 1931年1月17日、北海道生まれ。本名・乳井洋一。幼少時に宮城県仙台市へ移住し、以降は宮城県在住。進駐軍や米軍人、英語教師だった父から入手したペーパーバックで海外小説を読み漁り、特にハードボイルド小説を愛読した。東北大学文学部英文科在学中に執筆した「X橋附近」は江戸川乱歩に絶賛され、55年に『増刊宝石』へ掲載されている。57年に北海道新聞社へ入社してからも兼業作家として短編を書き続け、70年で断筆するが、2007年から再び創作活動を再開した。主な著書に『微かなる弔鐘』(光文社)、『墓標なき墓場』(光風社)、『函館水上警察』(東京創元社)、『眠りなき夜明け』(寿郎社)など。

〔編者〕
土方正志(ひじかた・まさし)
 1962年、北海道ニセコ町生まれ。東北学院大学卒。出版社〈荒蝦夷〉代表取締役。作家・編集者。著書に『ユージン・スミス 楽園へのあゆみ』(佑学社)、『てつびん物語 阪神淡路大震災・ある被災者の記録』(偕成社)、『新編 日本のミイラ仏をたずねて』(天夢人)、『瓦礫から本を生む』(河出文庫)など。編書に『佐左木俊郎探偵小説選(全2巻)』(論創社)。
編集者コメント
 〈荒蝦夷〉代表取締役・土方正志氏の企画・編集による高城高先生の長編翻訳。編者と訳者のお二人だけでなく、日本ユニ・エージェンシー様、レベルテ氏の著作権代理人様、英文学者・井伊順彦氏、探偵小説研究家・浜田知明氏、DPTオペレーター・加藤靖司氏、多くの方々にご協力をいただき、2020年刊行予定から二年遅れましたが、ようやく読者の皆様に「論創海外ミステリ」第270巻『フェンシング・マエストロ』をお届けする事ができます。日本語翻訳書籍には、レベルテ氏のご好意によって著者デジタル・サインを入れる事ができました(サイン入り本の部数には限りがございますので、品切れの際はご容赦下さい)。
目次
フェンシング・マエストロ

訳者あとがき

解説 土方正志
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