タイトル | ブリトン人の歴史 |
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サブタイトル | 中世ラテン年代記 |
刊行日 | 2019年8月28日 |
著者 | 伝ネンニウス |
定価 | 3000円円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1861-0 |
Cコード | 0098 |
ページ数 | 128 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
内容
アーサー王伝説に関する最古の資料とされる、伝ネンニウスの『ブリトン人の歴史』。八二九年ないし八三〇年に成立したとされる重要作品を、ラテン語の原典より本邦初訳。後世ジェフリー・オヴ・モンマスのラテン語によるアーサー王物語の原拠の書『ブリタニア列王史』Historia Regum Britannie (c.1138)に甚大な影響を与えた一大資料の書。
著者紹介
訳者:瀬谷幸男(せや・ゆきお)
1942年福島県生まれ。1964年慶應義塾大文学部英文科卒業、1968年同大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。1979~1980年オックスフォード大学留学。武蔵大学、慶應義塾大学各兼任講師、北里大学教授など歴任。現在は主として、中世ラテン文学の研究、翻訳に携わる。主な訳書にA. カペルラーヌス『宮廷風恋愛について―ヨーロッパ中世の恋愛術指南の書―』(南雲堂、1993)、『完訳 ケンブリッジ歌謡集―中世ラテン詞華集―』(1997)、ロタリオ・デイ・セニ『人間の悲惨な境遇について』(1999)、G. チョーサー『中世英語版 薔薇物語』 (2001)、ガルテース・デ・カステリオーネ『アレクサンドロス大王の歌―中世ラテン叙事詩』(2005)、W. マップ他『ジャンキンの悪妻の書―中世アンティフェミニズム文学伝統』(2006)、ジェフリー・オヴ・モンマス『ブリタニア列王史―アーサー王ロマンス原拠の書』(2007)、『放浪学僧の歌―中世ラテン俗謡集』(2009)、ジェフリー・オヴ・モンマス『マーリンの生涯―中世ラテン叙事詩』(2009)(以上、南雲堂フェニックス)、P. ドロンケ『中世ラテンとヨーロッパ恋愛抒情詩の起源』(監・訳、2012)、W. マップ『宮廷人の閑話―中世ラテン綺譚集』(2014)、『シチリア派恋愛抒情詩選―中世イタリア詞華集』(2015)『中世ラテン騎士物語―アーサーの甥ガウェインの成長記』『完訳 中世イタリア民間説話集』(2016)『名婦列伝』(2017)『カンブリア王メリアドクスの物語』(2019、以上論創社)がある。また、S. カンドウ『羅和字典』の復刻監修・解説(南雲堂フェニックス、1995)、その他がある。
1942年福島県生まれ。1964年慶應義塾大文学部英文科卒業、1968年同大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。1979~1980年オックスフォード大学留学。武蔵大学、慶應義塾大学各兼任講師、北里大学教授など歴任。現在は主として、中世ラテン文学の研究、翻訳に携わる。主な訳書にA. カペルラーヌス『宮廷風恋愛について―ヨーロッパ中世の恋愛術指南の書―』(南雲堂、1993)、『完訳 ケンブリッジ歌謡集―中世ラテン詞華集―』(1997)、ロタリオ・デイ・セニ『人間の悲惨な境遇について』(1999)、G. チョーサー『中世英語版 薔薇物語』 (2001)、ガルテース・デ・カステリオーネ『アレクサンドロス大王の歌―中世ラテン叙事詩』(2005)、W. マップ他『ジャンキンの悪妻の書―中世アンティフェミニズム文学伝統』(2006)、ジェフリー・オヴ・モンマス『ブリタニア列王史―アーサー王ロマンス原拠の書』(2007)、『放浪学僧の歌―中世ラテン俗謡集』(2009)、ジェフリー・オヴ・モンマス『マーリンの生涯―中世ラテン叙事詩』(2009)(以上、南雲堂フェニックス)、P. ドロンケ『中世ラテンとヨーロッパ恋愛抒情詩の起源』(監・訳、2012)、W. マップ『宮廷人の閑話―中世ラテン綺譚集』(2014)、『シチリア派恋愛抒情詩選―中世イタリア詞華集』(2015)『中世ラテン騎士物語―アーサーの甥ガウェインの成長記』『完訳 中世イタリア民間説話集』(2016)『名婦列伝』(2017)『カンブリア王メリアドクスの物語』(2019、以上論創社)がある。また、S. カンドウ『羅和字典』の復刻監修・解説(南雲堂フェニックス、1995)、その他がある。
目次
ネンニウスの序文
ネンニウスの弁明文
Ⅰ 世界の六つの時代区分について
Ⅱ ブリトン人の歴史
Ⅲ 聖パトリキウスの生涯
Ⅳ アルトゥ-ルス伝説
Ⅴ 各王国の家系図と年算定表付き
Ⅵ ブリタニアの諸都市
Ⅶ ブリタニアの驚異について
訳注
訳者あとがき―解説にかえて
関連文献抄
ネンニウスの弁明文
Ⅰ 世界の六つの時代区分について
Ⅱ ブリトン人の歴史
Ⅲ 聖パトリキウスの生涯
Ⅳ アルトゥ-ルス伝説
Ⅴ 各王国の家系図と年算定表付き
Ⅵ ブリタニアの諸都市
Ⅶ ブリタニアの驚異について
訳注
訳者あとがき―解説にかえて
関連文献抄
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