タイトル メドゥーサの首
サブタイトル 私のイタリア人文紀行
刊行日 2020年5月14日
著者 徐 京植
定価 2000円円+税
ISBN 978-4-8460-1929-7
Cコード 0095
ページ数 184
判型 四六
製本 上製
内容
旅を重ねたイタリアで再び出会った、カラヴァッジョやミケランジェロ、モランディ、マリノ・マリーニ、そしてプリーモ・レーヴィ…。今という時代と、人間の本質への深い洞察に満ちた紀行エッセイ。2018年に韓国で翻訳出版され、広く好評を得た書を日本の読者のために編み直し、新たに刊行。
著者紹介
徐京植(ソ・キョンシク)
1951年京都市に生まれる。早稲田大学第一文学部(フランス文学専攻)卒業。現在、東京経済大学全学共通教育センター教員。担当講座は「人権論」「芸術学」。著書に『私の西洋美術巡礼』(みすず書房、1991)『子どもの涙――ある在日朝鮮人の読書遍歴』(柏書房、1995/高文研、2019)『新しい普遍性へ――徐京植対話集』(影書房、1999)『プリーモ・レーヴィへの旅』(朝日新聞社、1999)『新版プリーモ・レーヴィへの旅』(晃洋書房、2014)『過ぎ去らない人々――難民の世紀の墓碑銘』(影書房、2001)『青春の死神――記憶の中の20世紀絵画』(毎日新聞社、2001)『半難民の位置から――戦後責任論争と在日朝鮮人』(影書房、2002)『秤にかけてはならない――日朝問題を考える座標軸』(影書房、2003)『ディアスポラ紀行――追放された者のまなざし』(岩波書店、2005)『夜の時代に語るべきこと――ソウル発「深夜通信」』(毎日新聞社、2007)『汝の目を信じよ! ――統一ドイツ美術紀行』(みすず書房、2010)『植民地主義の暴力――「ことばの檻」から』(高文研、2010)『在日朝鮮人ってどんなひと?』(平凡社、2012)『フクシマを歩いて――ディアスポラの眼から』(毎日新聞社、2012)『私の西洋音楽巡礼』(みすず書房、2012)『詩の力―「東アジア」近代史の中で』(高文研、2014)『越境画廊――私の朝鮮美術巡礼』(論創社、2015)『抵抗する知性のための19講―私を支えた古典』(晃洋書房、2016)ほか。高橋哲哉との共著『断絶の世紀 証言の時代――戦争の記憶をめぐる対話』(岩波書店、2000)『責任について―日本を問う20年の対話』(高文研、2018)多和田葉子との共著『ソウル―ベルリン玉突き書簡――境界線上の対話』(岩波書店、2008)など。韓国でも多数著作が刊行されている。
目次
ローマ(I)
ローマ(II)
フェッラーラ
ボローニャ、ミラノ
トリノ(I)
トリノ(II)
ミラノ
韓国版あとがき
日本版あとがき
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