タイトル 丘美丈二郎探偵小説選Ⅱ
刊行日 2013年12月20日
著者 丘美丈二郎
定価 3,600 円+税
ISBN 978-4-8460-1298-4
Cコード 0093
ページ数 392
判型 A5
製本 上製
シリーズ名 論創ミステリ叢書
シリーズ番号 70
内容
映画『地球防衛軍』の原案者、歿後10周年。怪奇探偵小説「汽車を招く少女」、幻のSF中編「宇宙の警鐘」創作19編。待望の全作品集、ここに完結。
著者紹介
丘美丈二郎(おかみ・じょうじろう)
1918(大7)年、大阪府生まれ。本名・兼弘正厚。東京帝国大学工学部卒業。進駐軍勤務を経て自衛隊のパイロットになる。1949(昭24)年に告知された『宝石』100万円懸賞コンクールC級(短編)に投じた「翡翠荘綺談」(49)が3等に入選。続いてB級(中編)に投じた「勝部良平のメモ」(50)が2等に入選。短編・中編のダブル入選を果たしてデビュー。53年には長編SF「鉛の小函」を発表。第7回探偵作家クラブ賞・奨励賞を受賞。61年の「空とぶローラー」以後は創作が途絶えた。
目次
【創作篇】
恐怖の石塊
パチンコと沈丁花
汽車を招く少女
空間の断口
耳飾りの女
空坊主事件
竜神吼えの怪
ワルドシュタインの呪
種馬という男
トッカピー

電波公聴器
宇宙の警鐘
怪物「ユー・エム」
ミステリアンまた来襲す!!
科学党
幽霊
ポシブル・ケース
空とぶローラー

【評論・随筆篇】
「否」の困難さについて
探偵小説と政治屋
寸言
空中漫歩
探小趣味の正体
探偵小説の地位
意外性の分析
探小におけるセクショナリズムと立場の調整統一
天の邪鬼の独りごと

解題(横井 司)
関連書籍

「二十四の瞳」からのメッセージ

澤宮 優

2400円+税

「西日本新聞」(2023年4月29日付)に書評が掲載されました。

日本の脱獄王

白鳥由栄の生涯 斎藤充功著

2200円+税

「週刊読書人」(2023年4月21日号)に書評が掲載されました。

算数ってなんで勉強するの?

子供の未来を考える小学生の親のための算数バイブル

1800円+税

台湾野球の文化史

日・米・中のはざまで

3,200円+税

ページ上部へ戻る