タイトル 中島河太郎著作集 下巻
刊行日 2021年3月11日
著者 中島河太郎 著/中嶋淑人 編
定価 6000円+税
ISBN 978-4-8460-1884-9
Cコード 0095
ページ数 744
判型 四六
製本 上製
内容
江戸川乱歩賞受賞作家による推薦の弁
 「推理小説は遊戯性の文学。評論家であり、作家でもあった中島先生のご見解は、私の創作活動の信条になった。」大谷羊太郎氏
 「中島河太郎先生は、学究心をもって全てのミステリーを愛した紳士である」斎藤栄氏

歴史・民俗学から旅行記まで、博学多識な賢人が綴った他分野に亘る評論を精選集成! 貴重な創作小説やインタビューの収録した『中島河太郎著作集』第2巻。
著者紹介
[著者]
中島河太郎(なかじま・かわたろう)
 1917年6月5日、鹿児島県生まれ。本名・馨。東京帝国大学文学部国文科卒業後、1942年より教師として東京府立第七中学校(都立墨田川高校)で教鞭を執る。民俗学に精通し、正宗白鳥や柳田国男の研究者として多大な功績を残した。1948年に『探偵新聞』へ連載した「日本推理小説略史」が江戸川乱歩の目にとまり、以降、推理小説評論家研究家としても活躍する。1966年に和洋女子大学へ赴任し、学長退任となる1996年まで同大で教育者として従事した。1997年、日本初の推理小説専門図書館となるミステリー文学資料館の初代館長に任命された。1999年5月5日、腎不全により死去。1955年に「探偵小説辞典」で第1江戸川乱歩賞、1966年に「推理小説展望」で第19回日本推理作家協会賞、1998年に第2回日本ミステリー文学大賞を受賞。1988年、勲四等旭日小綬章受章。

[編者]
中嶋淑人(なかじま・よしと)
 1949年6月1日、東京都墨田区生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1975年より2007年まで株式会社大林組に勤務。2008年より株式会社ジョイネス代表取締役。文藝家協会準会員。
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