タイトル 八十八夜物語 下
刊行日 2008年12月30日
著者 半村良
定価 2,000 円+税
ISBN 978-4-8460-0793-5
Cコード 0093
ページ数 533
判型 四六
製本 並製
内容
平凡なOLから一流ホステスをめざす妙子、粋な会話を交わす常連とバーテン、酒場に交差する男たち、夜の銀座に織りなす人間模様。直木賞作家が熟達した筆で酒場の哀歓を描いた人情風俗小説。
著者紹介
半村良(はんむら・りょう)
本名、清野平太郎。1933(昭和8)年、東京葛飾柴又生まれ。42年、母の実家である能登に疎開、45年にまだ戦中の東京に戻る。52年に都立第三中学(現都立両国高校)を卒業。紙問屋の店員、板前見習い、コック見習い、バーテンダー、連れ込み宿の番頭、クラブ支配人などさまざまな職を経たのち、広告代理店に勤務する。62年、「収穫」で『SFマガジン』第二回SFコンテストに入選。70年頃から本格的な作家活動を始め、SF、伝奇、時代、人情と多岐に渡るジャンルの小説を発表する。主な著書に『石の血脈』(星雲賞受賞)、『産霊山秘録』(泉鏡花賞受賞)、『雨やどり』(直木賞受賞)、『岬一郎の抵抗』(日本SF大賞受賞)、『かかし長屋』(柴田錬三郎賞受賞)など。2002年3月4日、肺炎のため逝去。
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