タイトル 冷戦文化論
サブタイトル 私たちの「内なる冷戦」を見つめ直す
刊行日 2020年6月24日
著者 丸川哲史
定価 2200円+税
ISBN 978-4-8460-1938-9
Cコード 0095
ページ数 288
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 論創ノンフィクション
シリーズ番号 002
内容
かつて冷たい戦争があったーー。

その戦争に巻き込まれつつ、主宰者であり共犯者でもあった日本。冷戦とは日本にとって何だったのか。

小説の行間から、映画のワンシーンから、忘却の彼方にある冷戦が、いまも継続していることを指し示す。
著者紹介
1963年和歌山県生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士号取得。現在、明治大学政治経済学部兼教養デザイン研究科教員。専攻は、日本文学評論、東アジア現代思想史。

著書に、『台湾、ポストコロニアルの身体』(青土社)、『リージョナリズム』(岩波書店)、『帝国の亡霊』(青土社)、『竹内好』(河出ブックス)、『台湾ナショナリズム』(講談社選書メチエ)、『中国ナショナリズム』(法律文化社)、『魯迅出門』(インスクリプト)、『思想課題としての現代中国』(平凡社)など。
目次
Ⅰ 竹内好と「敵対」の思想
Ⅱ あの戦争、この戦争
Ⅲ 「肉体」の磁場
Ⅳ 回帰するアジア、余白アジア
Ⅴ 朝鮮戦争という劫火
Ⅵ 燃える沖縄(琉球弧)
Ⅶ 捕虜/引揚の磁場
Ⅷ 対蹠空間としてのアジア/冷戦文化補論
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