タイトル 十一番目の災い
刊行日 2019年6月3日
著者 ノーマン・ベロウ 著/福森典子 訳
定価 3200円+税
ISBN 9784846018306
Cコード 0097
ページ数 400
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 論創海外ミステリ
シリーズ番号 234
内容
シドニー・ハーバーで麻薬密売組織のメンバーが殺害された。捜査を開始したオーストラリア警察犯罪捜査局のウェッソン刑事と私立探偵のジミーはナイトクラブ〈グリーン・クカブラ〉に疑惑の目を向ける。暴行事件や殺人事件が連鎖的に続発する中、殺人犯と目される謎の男は密室の店内から消してしまう。錯綜する事件の渦中に登場したベテラン俳優モンタギュー・ベルモアは警察関係者と連絡をとりながら真相に迫っていく。
著者紹介
ノーマン・ベロウ
 本名シリル・ノーマン・ベロウ。1902年、イングランド南部イースト・サセックス州、イーストボーン生まれ。詳しい経歴は不詳。生後間もなく一家でニュージーランドへ定住し、カンタベリー大学へ進学。第二次世界大戦中に六年間の軍役に就いたとされている。34年に“The Smokers of Hashish”でデビューした後、57年までに合計二十冊の長編ミステリを書いた。79年に作家活動を再開するが、僅か一冊を上梓しただけで沈黙した。1986年死去。

〔訳者〕
福森典子(ふくもり・のりこ)
 大阪生まれ。国際基督教大学卒。通算十年の海外生活を経験。主な訳書に『真紅の輪』、『厚かましいアリバイ』、『消えたボランド氏』(いずれも論創社)など。
目次
十一番目の災い
訳者あとがき
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