タイトル 吉本隆明 詩歌の呼び声
サブタイトル 岡井隆論集
刊行日 2021年8月23日
著者 吉本隆明 著/松岡祥男 編
定価 2400円+税
ISBN 978-4-8460-1616-6
Cコード 0092
ページ数 336
判型 四六
製本 上製
内容
齋藤愼爾(俳人)推薦
「異様なる書物の出現!」が正直な感想。あの吉本隆明が半世紀にもわたって岡井隆に関わる論考、講演、対談をされていたということに驚愕した。短歌的表現の核心を衝く著作として近現代短歌史に光芒を放つ遺産となろう。

この本は吉本隆明の半世紀にわたる、岡井隆(一九二八~二〇二〇)に関する論考・講演・推薦文と対話を集成したものである。(中略)
詩人と歌人の違いはあっても、実作はもとより、社会的見識と人格的叡智においても、まさに両雄並び立つという様相を呈していたのである。そして、なによりも激しい応酬にはじまりながら、反目や対立へいたることなく、相互に尊重し、良きライバルとしてあったことはきわめて稀なケースといえるだろう。(「解題」より抜粋)
著者紹介
吉本隆明(よしもと・たかあき)
1924-2012年。東京・月島に生まれる。東京工業大学卒業。詩人・思想家。日本の敗戦を富山県の動員先で迎えた。戦後の混迷のなか、じぶんは世界認識の方法を知らなかったと痛切に自覚し、1955年「高村光太郎ノート」によって戦争責任問題に最初のメスを入れ、「マチウ書詩論」によって思想の基礎を形成。爾来、つねに世界思想の水準を見据え、時代と対峙しながら、思索を展開してきた。詩集『固有時との対話』『転移のための十篇』、『言語にとって美とは何か』『共同幻想論』『最後の親鸞』『母型論』などがあり、その全著作は『吉本隆明全集』(全38巻・別巻1)として刊行中。またインターネット上のサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』で、「吉本隆明アーカイブ」として183の講演が無料公開されている。
目次
●対談
定型・非定型の現在と未来 
賢治・短詩型・南島論
日本語の遺伝子をめぐって 

●論考・講演・推薦文
前衛的な問題 
定型と非定型――岡井隆に応える
番犬の尻尾――再び岡井隆に応える
短歌的表現の問題
短歌的喩の展開
岡井隆歌集『土地よ、痛みを負え』を読んで
回路としての〈自然〉
個の想像力と世界への架橋
現存する最大の長距離ランナー
一行の物語と普遍的メタファー――俵万智、岡井隆の歌集をめぐって
わたしの岡井隆コレクション
『神の仕事場』をめぐって 
『神の仕事場』と『獻身』
『神の仕事場』の特性 
高次の短歌的表現
岡井隆 
高次の短歌的表現
岡井隆の近業について〜『家常茶飯』を読む〜
解題 松岡祥男 
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