タイトル | 吉良運平探偵小説選 |
---|---|
刊行日 | 2024年5月下旬発売予定 |
著者 | 吉良運平 |
定価 | 3800円円+税 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創ミステリ叢書 |
シリーズ番号 | 129 |
内容
欧州の探偵小説紹介に情熱を傾けた謎の作家・吉良運平の創作小説を集成! 代表作「撮影所殺人事件」の他、別名義で発表された長編作品や本名で書かれた随筆も収める。
著者紹介
吉良運平(きら・うんぺい)
1910年生まれ。本名・渡辺芳夫。東京大学法学部を卒業後、1936頃に日本を離れ、終戦直後の1946年4月に帰国。三井物産社員や外務省嘱託として戦前から三十年近く欧州各国を忙しく飛び回った。欧州圏の推理小説を日本に紹介しようと精力的に活動するが、僅か二冊の翻訳作品を刊行するに留まる。江杉寛の筆名では翻訳の他、創作長編「女人裸像の失踪」(1947)を執筆。「撮影所殺人事件」(48)などの探偵小説や「滞欧邦人風流譚」(55)のような艶笑コントを吉良名義で発表し、本名では世界各地の性風俗を題材としたノンフィクションを三冊刊行した。没年不詳。
1910年生まれ。本名・渡辺芳夫。東京大学法学部を卒業後、1936頃に日本を離れ、終戦直後の1946年4月に帰国。三井物産社員や外務省嘱託として戦前から三十年近く欧州各国を忙しく飛び回った。欧州圏の推理小説を日本に紹介しようと精力的に活動するが、僅か二冊の翻訳作品を刊行するに留まる。江杉寛の筆名では翻訳の他、創作長編「女人裸像の失踪」(1947)を執筆。「撮影所殺人事件」(48)などの探偵小説や「滞欧邦人風流譚」(55)のような艶笑コントを吉良名義で発表し、本名では世界各地の性風俗を題材としたノンフィクションを三冊刊行した。没年不詳。
目次
【創作篇】
シャルロッテの復讐
女人裸像の失踪
ダイヤと国際列車
撮影所殺人事件
港に美人あり リスボンの花
滞欧邦人風流譚
【評論・随筆篇】
新作家紹介 ーーデンマークの作家カルロ・アンデーセンなどーー
イタリーの三人の作家
アンドレ・ウエルテにつき
一筆啓上
解題 横井司
シャルロッテの復讐
女人裸像の失踪
ダイヤと国際列車
撮影所殺人事件
港に美人あり リスボンの花
滞欧邦人風流譚
【評論・随筆篇】
新作家紹介 ーーデンマークの作家カルロ・アンデーセンなどーー
イタリーの三人の作家
アンドレ・ウエルテにつき
一筆啓上
解題 横井司
関連書籍