タイトル 土俗と変革
サブタイトル 多様性のラディカリズムとナショナリズム
刊行日 2022年9月9日
著者 笠井 尚
定価 2800円+税
ISBN 978-4-8460-2178-8
Cコード C0095
ページ数 352
判型 四六
製本 上製
内容
日本の文化的伝統に依拠しつつ、グローバリズムと対決した“土俗的”思想家たちの群像を描く。橋川文三、大川周明、鶴見俊輔、北一輝、竹内好、埴谷雄高、室井光広、蓮沼門三ほか。東北・会津の地から発する渾身の評論集!
著者紹介
笠井尚(かさい・たかし)
1952 (昭和27) 年、会津若松市生まれ。県立会津高校卒、法政大学文学部哲学科卒。広告会社経営。主な著書に『山川健次郎と乃木希典――「信」を第一とした会津と長州の武士道』(長崎出版)、『最後の会津人伊東正義――政治は人なり』、『勝常寺と徳一――みちのくに大き仏あり』、『会津に魅せられた作家たち』(以上、歴史春秋出版)、『我天に恥じず――保守政治家八田貞義伝』(会津日報社)、『渡部恒三伝――次世代へと託す、魂の遺言』(論創社)、『徳一草稿――東国化主・会津仏教の源流』(会津人社)、『白虎隊探究――世紀を超える精神風土 会津教学と藤樹学への招待』、『会津人探究――戊辰戦争 生き延びし者たちにも大義あり』、『仏都会津を今の世に――磐梯町の挑戦 徳一ゆかりの慧日寺と仏像の復元』(以上、ラピュータ)、共著に『戊辰明治150年 会津と長州人かく語りき』(ラピュータ)、『増補改訂 新島八重と夫、襄――会津・京都・同志社』(思文閣出版)などがある。喜多方市在住。
目次
まえがき
《変革への視座》
第一章 永井陽之助の予言――ラディカルなリアリズム  
第二章 ナショナリズムは幻想なのか――橋川文三の言説とアポリア  
第三章 大川周明は革命家なり――大アジア主義の今日的意義  
第四章 日本のナショナリズムと沈黙する民――吉本隆明、江藤淳、葦津珍彦
第五章 保田與重郎の「述志の文学」――草莽浪人の義挙と明治維新  
第六章 尾高朝雄の「ノモスの主権」――日本の国体は理念的天皇制   
第七章 知の探究者鶴見俊輔――戦後のリベラリズムの旗手  
第八章 北一輝とは何者であったのか  
第九章 いま、竹内好を読む――〈民衆〉と王道に根差す東アジア共同体へ  
第十章 会津が生んだ天才――小室直樹の人と思想  
第十一章 多様性のラディカリズムとレーニン主義の復権
  
《土俗からの出立》
第一章 峠を越えなかった野口英世の母  
第二章 東北学の泰斗山口弥一郎――柳田国男の高弟の一人  
第三章 柳津虚空蔵尊謎の歴史――自由コミューンのアジール  
第四章 埴谷文学と祖父の墓――南相馬小高を訪ねて  
第五章 保科正之公の朱子学と山鹿素行の古学  
第六章 「戦友別盃の歌」の大木惇夫が浪江に疎開  
第七章 傑物後藤新平の須賀川時代
第八章 明治の骨格を築いた渋沢栄一  
第九章 日米の架け橋たらんとした朝河貫一  
第十章 室井光広さんの死を悼む――土俗の力を文学で表現  
第十一章 蓮沼門三と藤樹学――根本にあるのは「孝経」  
主な参考文献 
初出一覧 
あとがき
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