
タイトル | 平賀源内 天下御免の男 |
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刊行日 | 2025年6月10日 |
著者 | 川野京輔 |
定価 | 2200円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2419-2 |
Cコード | 0093 |
ページ数 | 280 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
シリーズ名 | 論創ノベルス |
シリーズ番号 | 22 |
内容
平賀源内が牢死したのは真実か。牢獄内でも生きることに執着心を燃やし続けた男なのに……。そもそも後ろ盾だった田沼意次が見殺しにするだろうか。素朴な疑問を抱いた著者は空想の翼を広げ、歴史が語らぬ「その後の源内」を江戸の秘史として鮮やかに描き出した。奇抜な着想による異色の歴史小説、堂々の復刊!
著者紹介
川野京輔(かわの・きょうすけ)
1931年、広島県生まれ。本名・上野友夫。53年より『千一夜』や『風俗草紙』へ短編の投稿を始め、同年末には『別冊宝石』の懸賞に本名で応募した「復讐」が入選し、事実上の作家デビューとなる。中央大学法学部法科卒業後、1954年にNHKへ入局。広島中央放送局放送部、松江放送局放送部を転任した後、60年に東京勤務となり芸能局へ配属される。広島中央放送局在職中に広島中央局長賞を受賞。アナウンス室で事務業に従事した時期もあったが、芸能局には合計27年在籍した。91年にNHKを定年退職。日本推理作家協会名誉会員。
〔巻末エッセイ〕
上野友彦(うえの・ともひこ)
川野京輔長男。現在はセブン&アイ・ホールディングスのデジタルマーケティング部門やHDシステム部門のシニアオフィサーを務める。
1931年、広島県生まれ。本名・上野友夫。53年より『千一夜』や『風俗草紙』へ短編の投稿を始め、同年末には『別冊宝石』の懸賞に本名で応募した「復讐」が入選し、事実上の作家デビューとなる。中央大学法学部法科卒業後、1954年にNHKへ入局。広島中央放送局放送部、松江放送局放送部を転任した後、60年に東京勤務となり芸能局へ配属される。広島中央放送局在職中に広島中央局長賞を受賞。アナウンス室で事務業に従事した時期もあったが、芸能局には合計27年在籍した。91年にNHKを定年退職。日本推理作家協会名誉会員。
〔巻末エッセイ〕
上野友彦(うえの・ともひこ)
川野京輔長男。現在はセブン&アイ・ホールディングスのデジタルマーケティング部門やHDシステム部門のシニアオフィサーを務める。
目次
三男坊の発憤
源内と玄白
“根無し草”のたくましさ
風流志道軒の無風流
秩父両神山の石綿発見
長崎から秋田へ
田沼意次老中となる
“放屁論”前後
エレキテルの大成功
悲惨な牢死
行く水帰る水
北辺調査団
極寒の地の果て
大黒屋光太夫との出逢い
虚構と実像 あとがきに代えて
ドラマと父と交友と 上野友彦
源内と玄白
“根無し草”のたくましさ
風流志道軒の無風流
秩父両神山の石綿発見
長崎から秋田へ
田沼意次老中となる
“放屁論”前後
エレキテルの大成功
悲惨な牢死
行く水帰る水
北辺調査団
極寒の地の果て
大黒屋光太夫との出逢い
虚構と実像 あとがきに代えて
ドラマと父と交友と 上野友彦
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