タイトル 守銭奴の遺産
刊行日 2016年7月7日
著者 イーデン・フィルポッツ 著/木村浩美 訳
定価 2,200円+税
ISBN 978-4-8460-1538-1
Cコード C0097
ページ数 256
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 論創海外ミステリ
シリーズ番号 174
内容
難解なジグソーパズルのように入り組む謎! 殺された守銭奴の遺産を巡り、遺された人々の思惑が交錯する。『別冊宝石』に抄訳された「密室の守銭奴」が完訳となって新装刊。
著者紹介
イーデン・フィルポッツ
別名ハリトン・ヘクスト。1862年、旧英国領インド、マウントアブー生まれ。英国で教育を受け、17歳で保険会社に就職。事務員として働きながら演劇学校へ通い、舞台俳優を志すも叶わず、代わって創作活動を始め、雑誌編集者を経て専業作家となった。その後、デヴォンシャーに移住し、ダートムア地方を舞台にした田園小説で人気を博して文壇の大家となり、晩年まで多方面にわたって旺盛な創作活動を続けた。探偵小説にも早くから意欲を示し、「クイーンの定員」に選出された作品もある。代表作『赤毛のレドメイン家』(22)は江戸川乱歩が「黄金時代ベストテン」の第一位に据えており、古典名作として読まれている。1960年死去。

木村浩美(きむら・ひろみ)
神奈川県生まれ。英米文学翻訳家。主な訳書にドナルド・E・ウェストレイク『忙しい死体』(論創社)、ローレン・ビュークス『シャイニング・ガール』(早川書房)、ローズマリ・エレン・グィリー『悪魔と悪魔学の事典』(原書房、共訳)など。
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