タイトル | 寺山修司 ぼくの青森ノオト |
---|---|
刊行日 | 2023年12月4日 |
著者 | 久慈きみ代 |
定価 | 3000円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2340-9 |
Cコード | C0095 |
ページ数 | 312 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
内容
これほど故郷を愛した人がいるだろうか? 若い日の常軌を逸した文芸活動は、「青森県の家なき子」にならぬために「魂の故郷」をさがし続けた姿であった。若き日の初期作品群を読み解き、寺山修司の中に流れる前衛の血の本質と故郷観をあぶり出した意欲作。中学卒業時から二十一歳頃まで、学校新聞や文芸同人誌の企画・編集活動の調査を試みる。単行本未収録作品・新資料を中心に収録。
著者紹介
久慈きみ代(くじ・きみよ)
群馬県高崎市生まれ。1974年より青森市在住。
1971年駒澤大学文学部国文学科卒業。1996年弘前大学大学院人文科学研究科修士課程修了。
青森大学社会学部教授を経て、現在青森大学名誉教授。青森大学付属総合研究所客員研究員。弘前学院大学地域総合研究所客員研究員。一般財団法人さっぽろ寺山修司資料館評議員。
主な著書
『編集少年 寺山修司』(論創社、2014年8月)
『駅を出ると文豪の街―太宰治『思ひ出』の街検証』(久慈きみ代研究室、2015年10月)
『駅を出ると文豪の街Ⅱ―寺山修司の風景』(久慈きみ代研究室、2017年3月)
『津軽の源氏物語―高照神社所蔵「源氏物語之詞」』(久慈きみ代研究室、2018年3月)
2012年4月「あおもり古典を楽しむ会」を設立、顧問。NHK 青森文化センター「じっくり読みたい『源氏物語』」の講師(2004年〜2019年)。古典文学や地域文化の普及活動に努めている。
群馬県高崎市生まれ。1974年より青森市在住。
1971年駒澤大学文学部国文学科卒業。1996年弘前大学大学院人文科学研究科修士課程修了。
青森大学社会学部教授を経て、現在青森大学名誉教授。青森大学付属総合研究所客員研究員。弘前学院大学地域総合研究所客員研究員。一般財団法人さっぽろ寺山修司資料館評議員。
主な著書
『編集少年 寺山修司』(論創社、2014年8月)
『駅を出ると文豪の街―太宰治『思ひ出』の街検証』(久慈きみ代研究室、2015年10月)
『駅を出ると文豪の街Ⅱ―寺山修司の風景』(久慈きみ代研究室、2017年3月)
『津軽の源氏物語―高照神社所蔵「源氏物語之詞」』(久慈きみ代研究室、2018年3月)
2012年4月「あおもり古典を楽しむ会」を設立、顧問。NHK 青森文化センター「じっくり読みたい『源氏物語』」の講師(2004年〜2019年)。古典文学や地域文化の普及活動に努めている。
目次
第一章 姿をみせた文芸雑誌『黎明』『はまべ』と『咲耶姫』『靑蛾』について
第二章 同人詩誌「魚類の薔薇」「ガラスの髭」「明星」
第三章 寺山修司「牧羊神」活動の概要
第四章 「牧羊神」にみる寺山俳句と俳句論
第五章 俳句との別れ
終章 望郷の念
寺山修司略年譜
第二章 同人詩誌「魚類の薔薇」「ガラスの髭」「明星」
第三章 寺山修司「牧羊神」活動の概要
第四章 「牧羊神」にみる寺山俳句と俳句論
第五章 俳句との別れ
終章 望郷の念
寺山修司略年譜
関連書籍