タイトル | 平林初之輔探偵小説選Ⅰ |
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刊行日 | 2003年10月10日 |
著者 | 平林初之輔 |
定価 | 2,500 円+税 |
ISBN | 978-4-8460-0404-0 |
Cコード | 0093 |
ページ数 | 352 |
判型 | A5変 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創ミステリ叢書 |
シリーズ番号 | 1 |
内容
パリで客死する夭折の前衛作家が、社会矛盾の苦界にうごめく狂気を描く。昭和初期の本格派探偵小説を14編収録。現代仮名遣いを使用。
著者紹介
平林初之輔(ひらばやし・はつのすけ)
1892(明治25)年、京都府生まれ。1917(大正6)年早大英文科を卒業後、アテネ・フランセでフランス語を修める。1923(大正12)年、早大仏文科講師となる。1926(昭和元)年、博文館に入社、『太陽』の編集主幹となった。『太陽』廃刊後は、再び文筆に力を入れた。平林は以前より探偵小説に関心を抱いており、政治と文学に関する評論と並行して、江戸川乱歩の『新青年』に評論、翻訳、創作を発表した。1931(昭和6)年、早大留学生として、映画研究と国際文芸家協会大会出席のためにフランスへ渡ったが、出血性膵臓炎のためにパリで急死した。
1892(明治25)年、京都府生まれ。1917(大正6)年早大英文科を卒業後、アテネ・フランセでフランス語を修める。1923(大正12)年、早大仏文科講師となる。1926(昭和元)年、博文館に入社、『太陽』の編集主幹となった。『太陽』廃刊後は、再び文筆に力を入れた。平林は以前より探偵小説に関心を抱いており、政治と文学に関する評論と並行して、江戸川乱歩の『新青年』に評論、翻訳、創作を発表した。1931(昭和6)年、早大留学生として、映画研究と国際文芸家協会大会出席のためにフランスへ渡ったが、出血性膵臓炎のためにパリで急死した。
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