タイトル | 愚者は怖れず |
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刊行日 | 2006年2月20日 |
著者 | マイケル・ギルバート 著/ 横井敬子 訳 |
定価 | 2,000 円+税 |
ISBN | 978-4-8460-0657-0 |
Cコード | 0097 |
ページ数 | 328 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創海外ミステリ |
シリーズ番号 | 42 |
内容
配達されない荷物。馴染みの食堂のいざこざ。荒みきった元教え子の警官…。推理作家志望のパブリックスクール校長ウェザロールは、持ち前の正義感と好奇心が災いし、身の回りで起こる数々のトラブルに首を突っ込んでしまう。挙げ句、深みにはまったところで目の当たりにした恐るべき事実とは?英国ミステリ界の巨匠、マイケル・ギルバートが戦後社会のひずみを描破した社会派スリラーの逸品。ミステリ評論家のA・E・マーチによって称賛された初期作品、本邦初訳。
著者紹介
マイケル・ギルバート
1912年、イングランド・リンカンシャー州生まれ。ロンドン大学で法律を学ぶ。第二次大戦中は英国騎馬砲兵隊として従軍。戦中、捕虜となった際に読んだシリル・ヘアー著『法の悲劇』(1942)に刺激を受ける。戦後すぐにデビュー作『Close Quarters』(47)を発表。その後「ヘイズルリッグ警部」シリーズにはじまる長編を発表するかたわら、事務弁護士としても活躍。英国の保護下にあったバーレーン政府の法律アドバイザーを務め、レイモンド・チャンドラーの顧問弁護士でもあった。また、ヘアーの死後、彼の短編集『Best Detective Stories of Cyril Hare』(59)を編纂したこともよく知られている。現在までに長編およそ30作と多数の短編を発表し、MWAグランドマスター賞(87)、CWAダイヤモンド・ダガー賞(94)を受賞しているミステリ界の重鎮。
横井敬子(よこい・あつこ)
上智大学文学部卒業。インターカレッジ札幌在籍中。札幌市在住。
1912年、イングランド・リンカンシャー州生まれ。ロンドン大学で法律を学ぶ。第二次大戦中は英国騎馬砲兵隊として従軍。戦中、捕虜となった際に読んだシリル・ヘアー著『法の悲劇』(1942)に刺激を受ける。戦後すぐにデビュー作『Close Quarters』(47)を発表。その後「ヘイズルリッグ警部」シリーズにはじまる長編を発表するかたわら、事務弁護士としても活躍。英国の保護下にあったバーレーン政府の法律アドバイザーを務め、レイモンド・チャンドラーの顧問弁護士でもあった。また、ヘアーの死後、彼の短編集『Best Detective Stories of Cyril Hare』(59)を編纂したこともよく知られている。現在までに長編およそ30作と多数の短編を発表し、MWAグランドマスター賞(87)、CWAダイヤモンド・ダガー賞(94)を受賞しているミステリ界の重鎮。
横井敬子(よこい・あつこ)
上智大学文学部卒業。インターカレッジ札幌在籍中。札幌市在住。
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