タイトル | 新選 林芙美子童話集 第3巻 |
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刊行日 | 2021年11月27日 |
著者 | 林芙美子著/廣畑研二編 |
定価 | 2000円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1994-5 |
Cコード | 8093 |
ページ数 | 240 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 新選 林芙美子童話集 |
内容
非戦の思いをこどもたちに届けたい。
林芙美子が没後70年を期に、童話作家として甦る。
第3巻は、戦後発表の長篇2篇と戦争を憂う詩2篇。
著者の戦後再出発の第1作が、長篇童話「お父さん」であった。
収録作品
《序詩》……長篇「お父さん」の執筆と同時に発表されたエッセイ「浮浪児」の作中詩。
長篇 田舍の風はきんいろの風……昭和16年に発表された「啓吉の学校」の時代設定を戦後に置き換えた改作版。日中戦争で父・夫を亡くし、田舍に転居したこどもと母を暖かく描く。はじめての再刊。
詩 山(やま)の卜居(ぼっきょ)……著者が長野県疎開中にうたった厭戦(えんせん)詩(し)。詩題「卜居(ぼっきょ)」は漢詩の「楚辞(そじ)」に由来する。
長篇 お父さん……疎開せずに東京大空襲を生き抜いたこどもと母のもとに、父親が復員する。著者の童話作品の集大成。
林芙美子が没後70年を期に、童話作家として甦る。
第3巻は、戦後発表の長篇2篇と戦争を憂う詩2篇。
著者の戦後再出発の第1作が、長篇童話「お父さん」であった。
収録作品
《序詩》……長篇「お父さん」の執筆と同時に発表されたエッセイ「浮浪児」の作中詩。
長篇 田舍の風はきんいろの風……昭和16年に発表された「啓吉の学校」の時代設定を戦後に置き換えた改作版。日中戦争で父・夫を亡くし、田舍に転居したこどもと母を暖かく描く。はじめての再刊。
詩 山(やま)の卜居(ぼっきょ)……著者が長野県疎開中にうたった厭戦(えんせん)詩(し)。詩題「卜居(ぼっきょ)」は漢詩の「楚辞(そじ)」に由来する。
長篇 お父さん……疎開せずに東京大空襲を生き抜いたこどもと母のもとに、父親が復員する。著者の童話作品の集大成。
著者紹介
著者 林芙美子(はやし・ふみこ)
1903(明治36)年生まれ、1951(昭和26)年6月28日没。
詩集『蒼馬を見たり』(南宋書院、1929年)、『放浪記』『続放浪記』(改造社、1930年)など、生前の単行本170冊。
編者 廣畑 研二(ひろはた・けんじ)
1955 年生まれ。東京都立大学法学部卒。日本近代史研究者。特高警察資料史、政治裁判資料史、移民史など。『水平の行者 栗須七郎』新幹社 2006 年。『林芙美子 放浪記 復元版』論創社 2012 年。『甦る放浪記 復元版覚え帖』論創社 2013 年。『大正アナキスト覚え帖』アナキズム文献センター 2013 年。『林芙美子全文業録―未完の放浪―』(論創社、2019年)ほか。
1903(明治36)年生まれ、1951(昭和26)年6月28日没。
詩集『蒼馬を見たり』(南宋書院、1929年)、『放浪記』『続放浪記』(改造社、1930年)など、生前の単行本170冊。
編者 廣畑 研二(ひろはた・けんじ)
1955 年生まれ。東京都立大学法学部卒。日本近代史研究者。特高警察資料史、政治裁判資料史、移民史など。『水平の行者 栗須七郎』新幹社 2006 年。『林芙美子 放浪記 復元版』論創社 2012 年。『甦る放浪記 復元版覚え帖』論創社 2013 年。『大正アナキスト覚え帖』アナキズム文献センター 2013 年。『林芙美子全文業録―未完の放浪―』(論創社、2019年)ほか。
目次
目次
林芙美子童話集第3巻の刊行にあたって
《序詩》
田舍の風はきんいろの風
詩 山(やま)の卜居(ぼっきょ)
お父さん
編集後記
著者の横顔③
林芙美子童話集第3巻の刊行にあたって
《序詩》
田舍の風はきんいろの風
詩 山(やま)の卜居(ぼっきょ)
お父さん
編集後記
著者の横顔③
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