タイトル 日共の武装闘争と在日朝鮮人
刊行日 2019年7月19日
著者 安部桂司
定価 1400円+税
ISBN 978-4-8460-1851-1
Cコード C0031
ページ数 140
判型 四六
製本 上製
内容
1950年代前半、大都市で日本共産党が繰り広げた武装闘争の実態と、朝鮮戦争において在日朝鮮人が果たした役割とは。

特別付録として、昭和29年に国家地方警察本部が発行した「共産主義運動の実態−−とくに日本共産党の地下活動について」全文を収録。
著者紹介
福岡県生まれ。工学院大学に学ぶ。

通産省東京工業試験所、同・化学技術研究所を経て、物質工学工業技術研究所主任研究官、化学技術戦略推進機構研究開発部つくば管理事務所所長を歴任。

化学専攻、朝鮮・満洲の鉱工業史の研究に従事。この間在職中の、東京工業試験所80年史の編纂委員を務める。

単著に『研究学園都市の概成』(STEP、1995年)、『「次の戦争」に備える』(論創社)、共著に『北朝鮮の軍事工業化』(知泉書館、2003年)、『戦後日朝関係の研究』(同、2008年)。公害対策技術、北朝鮮科学技術にかんする論稿多数。

現職・東アジア貿易研究会研究顧問。
目次
1章 日共の武装闘争と在日朝鮮人

2章 日本も戦場だった朝鮮戦争ーー在日朝鮮人と中国共産党
 1 日本共産党の武装闘争=朝鮮戦争の後方戦線=の知られざる実相
 2 日中北の共産陣営「最大の恥部」ヘロイン

【付録】
国家地方警察本部「共産主義運動の実態−−とくに日本共産党の地下活動について」(昭和二十九年三月)
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