タイトル 日本近現代史の諸相
刊行日 2024年12月11日刊行予定
著者 大岩川嫩
定価 8000円+税
ISBN 978-4-8460-2422-2
Cコード C0030
ページ数 752
判型 四六
製本 上製
内容
「大逆事件の真実をあきらかにする会」の活動に1960年発足時から携わり、生涯を日本近代史研究とともに歩んできた、卒寿の現役研究者による著作集。大逆事件をめぐる論文・エッセイ・資料・記録をはじめ、明治期地租改正と農村構造、南北朝正閏問題の政治史的側面、人々の「くらし」にかかわる諸問題などを幅ひろく対象として掘り下げる論考、書評・人物論・追悼文まで、日本近現代史の諸相を照らし出す貴重な考察の数々。
著者紹介
大岩川嫩(おおいわかわ ふたば)
1933年6月生まれ(旧姓:篠塚)。初期社会主義研究会会員。「大逆事件の真実をあきらかにする会」世話人。1957年3月國學院大学文学部史学科卒業。作家資料助手、史料集編纂業務等に従事後、1963年4月アジア経済研究所入所、海外業務室参事、広報部主幹等を経て1994年定年退職。
〔主要共編著〕『第三世界の姓名――人の名前と文化』(明石書店、1994年3月)、『「すまい」と「くらし」――第三世界の住居問題』(アジア経済研究所、1988年3月)、ほか。
目次
 序――「大逆事件の生き字引」の裏舞台(山泉 進)

第一部  大逆事件とその周辺
 1 論文 2 エッセイ 3 資料と記録
第二部 歴史学へ
 1 論文 2 エッセイ 
第三部 視野をひろげる――アジア経済研究所にて
第四部 読み、そして考える――書評と解題
第五部 出会いと別れ
 1 人物論 2 追悼記 

 あとがき
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