タイトル 東日本大震災と原発事故からの10年
サブタイトル 災害の初動から真の復興、そしてウィズコロナの未来へ向けて
刊行日 2021年3月6日
著者 東日本国際大学健康社会戦略研究所 編
定価 3000円円+税
ISBN 978-4-8460-2024-8
Cコード C0036
ページ数 544
判型 四六
製本 並製
内容
被災地・いわきからの渾身のメッセージ! 2020年10月、東日本国際大学において開催された国際シンポジウム「東日本大震災と原発事故からの10年」の貴重な記録。災害現場で実際に救援活動に携わった医療従事者・関係者ら各分野における多くのエキスパートによるドキュメントと、講演・パネルディスカッションから成るシンポジウムの全容を一冊にまとめた。〔東日本国際大学出版会発行/論創社発売〕
目次
 はじめに 緑川浩司
 本書の刊行によせて 石井正三

第一部 大震災10年に想う(寄稿文)
 経験から学ぶ姿勢こそ未来への鍵 明石眞言
 災害と薬剤師、そしてコロナ 赤津雅美
 自然とのおつきあいに、さらに謙虚でありたい 安部義孝
 超高齢社会における災害医療──未来に向けて 有賀 徹
 自助・共助から始める複合災害対処 井上忠雄
 忘れてはならない記憶のために 石井敦子
 福島復興の神髄 大西康夫
 復興の担い手としてソーシャルワーカーの活用を 大橋雅啓
 2021年に始まる宇宙的新時代に生きる人々へのメッセージ 大和田葉子
 東日本大震災と原発事故からの10年 金成明美
 フクシマ発の「持続可能な社会」を示そう 河合雅司
 東日本大震災時におけるいわき市医師会の医療救護活動──JMAT活動の成果についての考察 木田光一
 2019年台風19号等大雨災害に対するJMATいわき活動 木村守和
 火と水の災い 鈴木哲司
 クライシスコミュニケーションから地域の復興へ──長崎大学の取り組み 高村 昇
 安心と活気あふれる共生のまちづくりを 田中 剛
 東日本大震災と福島原発事故を体験して 中里迪彦
 東日本大震災そして新型コロナ感染症からの教訓 永田高志
 危機管理事案対応手法の研究開発について 長谷川学
 真の復興とコロナウイルス後に向けて 長谷川祐一
 原子力発電所事故直後の政策提言と現状とのギャップから見えるもの 畑仲卓司
 東日本大震災と私 目澤朗憲
 故鄕福島を襲った東日本大震災 森まさ子
 いま、われわれは何をなすべきか 森田 実 
 東日本大震災・福島第1原発事故から学んだこと、そしてコロナ禍での対応 八木橋彰憲 
 「逼迫していない」は誤り──国家と専門家の社会契約 山口芳裕
 新たな原子力災害医療体制と将来展望 山下俊一
 「ともあれ、私は存在する」 山本太郎
 発災から10年に想う 吉野正芳
 行動こそ、ピンチをチャンスへ 若松謙維

第二部 東日本大震災からコロナ後へ 石井正三
 社会医学的にみたパンデミック事象(2020年6月4日)
 新型コロナ 新しい日常NewNormalと大雨被害(2020年7月7日)
 東日本大震災からコロナ以後への考察(2020年8月23日)

第三部 第2回東日本国際大学 健康社会戦略研究所 国際シンポジウム 
東日本大震災と原発事故からの10年──災害現場の初動から真の復興、そしてウィズコロナの未来へ向けて
 基調講演1 被ばく医療初動から復興を展望して 明石眞言
 基調講演2 複合災害対応に向けての考察──過去の生物災害などの事例に学ぶ 四ノ宮成祥
 基調講演3 福島で経験した東日本大震災そして新型コロナ感染症からの教訓 永田高志
 基調講演4 国際的な災害対応から学んだ教訓について ステファニー・ケイデン
 基調講演5 ハンガリーにおける社会的・体制的変化をめぐる考察 カタリン・ユーローヴ
 基調講演6 東日本大震災からウィズコロナまで──繰り返される危機への対応 長谷川学
 パネルディスカッション 災害現場の初動から真の復興、そしてウィズコロナの未来へ向けて

 資料編 東日本大震災・福島第1原発事故のいわき市民等の生活習慣への影響に関する調査 畑仲卓司・齊藤道也
 英文要旨
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