タイトル | 横溝正史探偵小説選3 |
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刊行日 | 2008年12月30日 |
著者 | 横溝正史 |
定価 | 3,400 円+税 |
ISBN | 978-4-8460-0734-8 |
Cコード | 0093 |
ページ数 | 656 |
判型 | A5変 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創ミステリ叢書 |
シリーズ番号 | 37 |
内容
新発見の現代ミステリ「地獄の花嫁」、『奇傑左一平』幻の第六話「怪しき猿人吹矢の巻」ほか、未単行本化作品を多数収録。時代小説「神変龍巻組」も54年ぶりに復刻。ホームズ関連を含む貴重なエッセイ25編を併録する。
著者紹介
横溝正史(よこみぞ・せいし)
1902(明35)年、神戸市生まれ。本名・正史(まさし)。神戸二中(現・兵庫県立兵庫高等学校)卒業後、第一銀行神戸支店に勤務するが一年で退職。21(大10)年、大阪薬学専門学校入学。同年に「恐ろしきエイプリル・フール」が『新青年』の懸賞に入選する。専門学校卒業後は薬種業を営んでいたが、26年に江戸川乱歩の招きで上京し、そのまま博文館へ入社した。32(昭7)年、退社して創作に専念しようとした直後に喀血。療養後の35年、「鬼火」で再起を果たす。戦時中は岡山に疎開し、同地で終戦を向かえた。終戦後は緻密な論理による本格探偵小説の執筆に力を入れ、『宝石』へ連載された「本陣殺人事件」(48)で第1回探偵作家クラブ賞(現・日本推理作家協会賞)を受賞。『夜の黒豹』(64)以後は休筆状態だったが、74年に『仮面舞踏会』を書下ろし刊行して復活。76年、勲三等瑞宝章を叙勲。81(昭56)年、病歿 。
1902(明35)年、神戸市生まれ。本名・正史(まさし)。神戸二中(現・兵庫県立兵庫高等学校)卒業後、第一銀行神戸支店に勤務するが一年で退職。21(大10)年、大阪薬学専門学校入学。同年に「恐ろしきエイプリル・フール」が『新青年』の懸賞に入選する。専門学校卒業後は薬種業を営んでいたが、26年に江戸川乱歩の招きで上京し、そのまま博文館へ入社した。32(昭7)年、退社して創作に専念しようとした直後に喀血。療養後の35年、「鬼火」で再起を果たす。戦時中は岡山に疎開し、同地で終戦を向かえた。終戦後は緻密な論理による本格探偵小説の執筆に力を入れ、『宝石』へ連載された「本陣殺人事件」(48)で第1回探偵作家クラブ賞(現・日本推理作家協会賞)を受賞。『夜の黒豹』(64)以後は休筆状態だったが、74年に『仮面舞踏会』を書下ろし刊行して復活。76年、勲三等瑞宝章を叙勲。81(昭56)年、病歿 。
目次
【創作篇 推理小説】
三津木俊助・御子柴進の事件簿
鋼鉄魔人
まほうの金貨
のろいの王冠
寄木細工の家
げんとうどろぼう
地獄の花嫁
【創作篇 時代小説】
智慧若捕物帳
雪だるま
とんびの行方
幽霊兄弟
神変龍巻組
奇傑左一平 怪しき猿人吹矢の巻
白狼浪人
秘文貝殻陣
まぼろし小町
蝶合戦
犯人さがし捕物帖
お蝶殺し
【評論・随筆篇】
探偵小説への飢餓
探偵小説と療養生活
『蝶々殺人事件』の映画化について
映画にしたい探偵小説
探偵小説の方向
獄門島顛末
めくら蛇におぢず 翻訳誌の思出
新しい探偵小説
探偵小説の構想
森下雨村の好意 私の処女出版
還暦感あり
推理小説万歳
推理小説を勉強中
探偵小説五十年
佐七誕生記
人形佐七捕物控
私の捕物帳縁起
『ドイル全集』訳者の言葉
御存じカー好み
怪奇幻想の作家三橋一夫氏に期待す
家庭必備の書
ガードナーを推す
「魔術師」について
エデン・フィルポッツのこと
横井 司(解題)
三津木俊助・御子柴進の事件簿
鋼鉄魔人
まほうの金貨
のろいの王冠
寄木細工の家
げんとうどろぼう
地獄の花嫁
【創作篇 時代小説】
智慧若捕物帳
雪だるま
とんびの行方
幽霊兄弟
神変龍巻組
奇傑左一平 怪しき猿人吹矢の巻
白狼浪人
秘文貝殻陣
まぼろし小町
蝶合戦
犯人さがし捕物帖
お蝶殺し
【評論・随筆篇】
探偵小説への飢餓
探偵小説と療養生活
『蝶々殺人事件』の映画化について
映画にしたい探偵小説
探偵小説の方向
獄門島顛末
めくら蛇におぢず 翻訳誌の思出
新しい探偵小説
探偵小説の構想
森下雨村の好意 私の処女出版
還暦感あり
推理小説万歳
推理小説を勉強中
探偵小説五十年
佐七誕生記
人形佐七捕物控
私の捕物帳縁起
『ドイル全集』訳者の言葉
御存じカー好み
怪奇幻想の作家三橋一夫氏に期待す
家庭必備の書
ガードナーを推す
「魔術師」について
エデン・フィルポッツのこと
横井 司(解題)
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