タイトル 歴史の呪縛を解く
サブタイトル 日本とコリア、そしてチャイナの近現代
刊行日 2022年8月24日
著者 木村 光彦
定価 1300円+税
ISBN 978-4-8460-2182-5
Cコード C0036
ページ数 212
判型 四六
製本 並製
内容
戦後日本人の歴史理解を問い直すために。イデオロギー、偏見/偏向、無知、事実誤認に縛られた日本―コリア関係を、背後の中国共産党の動きとともに考察。実証研究に基づき、東アジア近現代史の諸論点を鋭く衝いた問題提起の書。
主要トピック:朝鮮史研究の偏向/朝鮮農民の土地収奪?/チャイニーズ対帝国の臣民・朝鮮人/毛沢東の戦略――満洲・アヘン/金日成のソウル住民連行命令と満洲亡命/南の破綻・北の発展?/対北・原器不正輸出事件ほか
著者紹介
木村光彦(きむら・みつひこ)
東京生まれ。北海道大学経済学部卒業。1999-2020年、青山学院大学国際政治経済学部教授。現在、同大学名誉教授。著書The economics of colonialism in Korea: Rethinking Japanese rule and aftermath, Japan Institute of International Affairs, 2021(原著『日本統治下の朝鮮――統計と実証研究は何を語るか』中公新書、2018年)、『北朝鮮経済史1910-60』知泉書館、2016年、『戦後日朝関係の研究――対日工作と物資調達』同、2008年(共著者、安部桂司)など。
目次
第I部 歴史の呪縛を解く   
第一章 朝鮮史研究会と『朝鮮の歴史』
第二章 北朝鮮の経済は韓国よりすすんでいたのか?
第三章 韓国経済をみる眼
第四章 韓国史学界の新思潮――『反日種族主義 日韓危機の根源』

第Ⅱ部 新たな地平
第五章 朝鮮戦争の断面
第六章 北朝鮮の庶民生活――在日朝鮮人脱北者の証言
第七章 日朝貿易会と対日債務問題
終 章 展望――大日本帝国と東アジア
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