タイトル 沖縄では海を見ない
サブタイトル 「内地」との二拠点生活日記 3
刊行日 2025年1月6日
著者 藤井誠二
定価 1800円+税
ISBN 978-4-8460-2420-8
Cコード 0036
ページ数 242
判型 四六
製本 並製
シリーズ名 論創ノンフィクション
シリーズ番号 58
内容
爆音がする。空を見上げる。
オスプレイが飛んでいる。
米軍による騒音被害や墜落事故は後を絶たない。怒りの声が上がる。だが、日米地位協定の壁や「内地」の無関心によって声はかき消されてしまう。
沖縄でも暮らす日々の記録。長く暮らすほど、ぼくは沖縄で迷子になる。だから、いろいろな人に会い、話を聴く。それを伝える。
著者紹介
藤井誠二(ふじい・せいじ)
1965年愛知県生れ。ノンフィクションライター。ライターの他にもテレビやラジオ、インターネットのコメンテーターや司会、大学の非常勤講師を務めてきた。主な著書に『コリアン・サッカー・ブルース』、『人を殺してみたかった』、『暴力の学校 倒錯の街』、『体罰はなぜなくならないのか』、『殺された側の論理』、『加害者よ、死者のために真実を語れ』、森達也氏との対話本『死刑のある国ニッポン』。人物ルポ集として『「壁」を越えていく力』、『路上の熱量』。沖縄関連の著書として『沖縄アンダーグラウンド』(第5回沖縄書店大賞・沖縄部門大賞受賞)、『沖縄の街で暮らして教わったたくさんのことがら』、『沖縄でも暮らす』、『誰も書かなかった玉城デニーの青春』、『贖罪』がある。共著に、『沖縄 オトナの社会見学 R18』および『肉の王国─沖縄で愉しむ肉グルメ』(以上、仲村清司氏と普久原朝充氏との共著)、『沖縄ひとモノガタリ』(ジャン松元氏との共作)など。単著・共著合わせて50冊以上。ミックスルーツの女性の人生を描いたウェブ媒体のルポで「PEPジャーナリズム大賞・現場部門2021」を受賞。
目次
第一章 基地の島
第二章 冷笑と嘲笑
第三章 マイノリティとマジョリティ
第四章 仲間と過ごす時間
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