タイトル | 波瀾万丈の明治小説 |
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刊行日 | 2018年6月8日 |
著者 | 杉原志啓 |
定価 | 2000円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1690-6 |
Cコード | 0095 |
ページ数 | 240 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
内容
杉原志啓はポピュラー音楽の批評家として長年活動している。また同時に、大学で坂本多加雄に師事した日本近代思想史研究者でもあり、長年、大学でも講義を行っている。そして明治思想、文学についての著書も多数ある。 本書は西部邁・富岡幸一郎による雑誌『表現者』に連載した「明治の驚くほど面白い物語を読もう」がベースになっている。 「明治は遠くなりにけり」がまさに現実になっているが、2018年は明治150年。いまこそ明治の叡智に学び、物語を見直すときだ。そこには驚くほど魅力的な物語世界が繰り広げられている。現代文学の核を築いた明治物語をぜひ、この機会に本書を通して見直したい。そのための入門書としても、平易な表現で役立つように書かれている。著者は明治思想・政治にも詳しく、これらの背景とともに、現代に比較しつつ、本書に紹介されている物語を楽しんでほしい。
著者紹介
〈杉原志啓〉1951年山形県生まれ。学習院大学大学院政治学研究科博士課程修了。音楽評論家。学習院女子大学講師(日本政治思想史専攻)。著書に「蘇峰と『近世日本国民史』」など。
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