タイトル 清吉捕物帖
刊行日 2025年5月1日
著者 三好一光
定価 2000円+税
ISBN 978-4-8460-2446-8
Cコード 0093
ページ数 368
判型 四六
製本 並製
シリーズ名 論創ノベルス
シリーズ番号 021
内容
豆腐屋佐兵衛の店(たな)に貧しい身なりの侍が現れ、

「その油揚を百文くれ」と言ってその場で美味そうに食べる。

夫婦はお稲荷様かと思ううち、店は今までないほどに繁盛し、

五十両の金を差し出すが…(「狐侍」より)。

浅草諏訪町の岡っ引・清吉が活躍する12の短編を収録――。

小気味よい江戸弁と共に事件を解決する清吉の活躍譚!
著者紹介
三好一光(みよし・いっこう)

本名・三好次郎。明治41年2月11日、東京府東京市牛込区生まれ。

戦前は雑誌『舞台』の編集に従事しながら劇作家として活躍し、

「片時雨」や「誓」などの戯曲を発表。

代表作「幸福の夢」は昭和13年に「愛しき面影」と改題して日活で映画化された。

昭和17年、五幕物の台本「千利休」が歌舞伎検討委員会主催の第一回歌舞伎脚本募集に佳作入選。

岡本綺堂に師事し、戦後は時代小説や捕物帳を執筆するようになり、

『清吉捕物帖 絵草紙の女』(同光社)や『艶筆東海道四谷怪談』(文芸評論社)等を上梓。

編書に江戸風俗や江戸語を解説した『江戸東京風俗語事典』、『江戸東京生業物価事典』、

『江戸語事典』(いずれも青蛙房)がある。

平成2年2月没、享年82。
目次
狐侍
女役者
夢占い
稲妻小僧
辰巳八景
百両牡丹
消えた瑠璃太夫
団扇の仮名文字
大御番の娘
仁王の怒り
夢の千両箱
地獄のたより(以上、12編)
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