タイトル 無実/最後の炎
刊行日 2010年8月20日
著者 デーア・ローアー 著/三輪玲子・新野守広 訳
定価 2,300 円+税
ISBN 978-4-8460-0958-8
Cコード 0074
ページ数 288
判型 四六
製本 並製
内容
ドイツ現代演劇を牽引する劇作家の戯曲集。不確実な世界をさまよう、いくつもの断章に綴られる人たち。イマジネーションあふれる多声的な語りが現代社会の片隅を映し出す。ミュールハイム演劇祭劇作家賞受賞(『最後の炎』)。
著者紹介
デーア・ローアー
1964年バイエルン州生まれ。92年『オルガの部屋』でデビュー。次作の『タトゥー』(92年)、『リバイアサン』(93年)では、演劇専門誌テアター・ホイテの年間最優秀新人劇作家に選ばれる。ミュールハイム市演劇祭では、93年ゲーテ賞(『タトゥー』)と98年劇作家賞(『アダム・ガイスト』)、2006年ブレヒト賞受賞。2008年『最後の炎』で再びミュールハイム市劇作家賞、テアター・ホイテ誌年間最優秀劇作家に。2009年ベルリン文学賞。2010年『泥棒たち』はベルリン演劇祭招待作品(2009/10シーズンのドイツ語圏ベストテン)。

三輪玲子(みわ・れいこ)
1964年生まれ。ドイツ演劇研究。上智大学准教授。

新野守広(にいの・もりひろ)
1958年生まれ。演劇評論家、ドイツ演劇。第2回小田島雄志・翻訳戯曲賞受賞。立教大学教授。
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